日本財団職員による現地レポート:令和8年千葉豪雨支援(10月6日)
千葉県では8月の豪雨に加え、9月の台風25号やその前後に続いた長雨の影響により、県内の広い範囲で浸水被害や土砂災害が発生しました。
住宅の被害件数は1万件を超え、関東では近年まれに見る規模の災害となっています。一方、熊本をはじめ全国各地で災害が相次いで発生し、それぞれの地域で支援活動が求められる中、千葉県においても被災された方々へ十分な支援が届いていないことが課題となっています。
日本財団では、被災された方々が一日でも早く日常生活を取り戻せるよう、皆さまからお預かりしたご寄付を活用し、現地で活動するNPOなどへの助成を通じて復旧・復興を後押ししています。
見えない「床下」に残る、浸水被害
その一つが、NPO法人災害支援光輝による千葉県佐倉市での活動です。
浸水被害を受けた住宅では、水が引いた後も床下に泥や水分が残ることがあります。そのままにすると、その後の生活にも影響を及ぼす可能性があるため、泥の撤去や排水、乾燥、消毒など、住まいを再び安心して使える状態に戻していく作業が必要です。
災害支援光輝では、専門装備を備えたチームが被災した住宅に入り、室内を傷つけないための養生を行った上で、床下に潜り込んで泥出しや排水作業を実施しています。

こうした床下での作業は外からは見えにくいものの、被災された方が再び安心して自宅で暮らすために欠かせない復旧作業の一つです。専門的な知識や装備を持つ支援団体が現地に入り、一軒一軒の状況に応じて対応を続けています。
時間とともに変わる「必要な支援」を届けるために
被災地では、時間の経過とともに必要とされる支援が変化しています。だからこそ、現場の声を直接聞き、状況に応じて柔軟かつ迅速に支援を届けることが重要です。
日本財団では、現地で活動する支援団体や行政などと連携し、被災された方々一人ひとりの生活再建につながる支援を続けてまいります。
皆さまからお寄せいただいたご寄付が、こうした被災地での活動を支える力となっています。
被災された方々が一日でも早く安心した生活を取り戻せるよう、引き続き皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。