奨学金申請書が夢へのチケットに~2020年度募集を開始します~

日本財団夢の奨学金は、近日中に2020年度奨学生募集についての発表を予定しています。
来年度募集にあたり、支給内容の一部変更を予定しておりますが、制度設立時から変わらず『未来を諦めないその強い意思に応えるために』をコンセプトに奨学金制度を継続して参ります。

夢の奨学金の特徴は、授業料全額だけでなく生活費や住居費をも補助すること。これにより、過剰なアルバイトの必要がなくなり、学業や研究に加えて課外活動に取り組むことが可能となり、学生生活をより有意義なものにできると考えています。また、時間的余裕が生まれることから、社会に出る前に自分自身を見つめ直すことができた、との声も聞こえます。

社会的養護のもとで暮らし、今まさに将来について悩み考えている方々へ、現役奨学生からのメッセージをお届けします。

「諦めないでほしい。夢も、人生も。もしかしたら、今は独りぼっちだって思うこともあるかもしれない。でも絶対味方になってくれる人、わかってくれる人はいるよ」

「生きていると辛いことの方が目立ってしまうことが多いと思う。けど、楽しいこと嬉しいこともたくさんある。人生はいつからでもやり直せるよ。大丈夫」

「自分の本当に好きなこと、笑えること、楽しい気持ちになれることをもっと大事にして。」

「進路を決めるには、自分の気持ちが大事。世間体や親などではなく、自分の気持ちを第一にして、何がやりたいのか、その他に何をすればいいのかを考えてみてほしい」

「スティーブ・ジョブズの言葉に、『人生は点と線だ』と言うのがある。経験は点に過ぎないけれど、それを重ねていけば、点がいつか繋がっていく。過去を振り返ったり、未来を考えたりするのもいいけれど、今していることを精いっぱいやってほしいと思います」

「夢を持ってほしい。夢の見つけ方が分からないという子もいるけれど、得意なこと、好きなことを必死で頑張るといい。スキルが上がり、あれもやりたい、これもやりたい、となっていく」

「お金がないからという理由で、夢を諦めないでほしい。施設の子は現実を見過ぎて自分に自信がないこともあるけれど、いろんな支援がある。諦めないで」

写真:現役奨学生のみなさん
夢への一歩を踏み出しましょう

ぜひ、夢の奨学金を選択肢の中のひとつに加えてください。
なお、来年度募集についての詳細は、下記よりご覧いただけます。
「日本財団夢の奨学金」ウェブサイト(外部リンク)

日本財団 公益事業部 国内事業開発チーム 中野裕愛

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