【現地レポート~HEROs編~】アスリートと一緒に被災地支援を行いました。

台風19号の復旧活動が続く中、27日は栃木県鹿沼市粟野地域で、アスリートたちが大学生ボランティアと共に復旧支援を行いました。
川の氾濫により、民家に流れ込んだ大量の木材と土砂、ひしゃげたビニールハウスの徹去、解体作業は重労働で、途方に暮れていた住民を励ましながら、共に汗を流しました。

一次救命を子どもたちに教えるプロライフセーバーの飯沼誠司さんは、『鹿沼市は災害の報道が少なくボランティアが足りない、というSOSがHEROsに入り支援に来たが、土砂の量がすごい。まだまだ気の遠くなるほどの作業がある。被災している学校も多く、子どもたちへの心の支援も必要だ。鹿沼市のように報道が少ない地域の情報も拡散して孤立する地域を減らす必要がある。ボランティアの活躍は被災者の心の支援にもつながるので、一歩踏み出してボランティアに参加してほしい』と語ってくれました。

鹿沼市ボランティアセンターでは、『各家庭が年末に温かい部屋でこたつに入って紅白観て年越しするのが目標』という目的を掲げて、積極的にボランティアを受け入れています。
また、大学生の皆さんには、日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)が、定期的にボランティアを募集しているので、是非参加してください。

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参加いただいたアスリートたちの集合写真

参加アスリート

飯沼 誠司(プロライフセーバー、HEROs AWARD2018Winner)
大竹 七未(女子サッカー元日本代表)
荒井 DAZE 善正(プロスノーボーダー)
藤沼 到(プロスノーボーダー)
富田 卓弥(バスケット元東芝ブレイブサンダース)

日本財団 経営企画広報部 HEROsチーム 長谷川 隆治