【現地レポート】茨城県、助成先団体「全日本鍼灸マッサージ師会」より

全日本鍼灸マッサージ師会では、茨城県久慈町大子町「森林の温泉」にて、台風19号被災者の方々への無料鍼灸マッサージ支援を行いました。

全日本鍼灸マッサージ師会は、大子町の知人からSOSが来たことをきっかけに、まず大子町にて2日間の片付けボランティアを行いました。被災状況、ご高齢の被災者の方々を目の当たりにし、鍼灸マッサージ師として何かできないかと思い、町長、地元県議、社会福祉協議会の方々に相談しました。その結果、行政の方々、地元の鍼灸マッサージ師会大子支部長の益子先生が即協力を約束してくださり実現したものです。
和室に布団２つ、ベッド1台 3人スペースを確保し、活動をさせていただきました。

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施術の様子

以下の日程で施術し、合計218名の方々に受けていただきました。

  1. 10月26日 11:00〜19:00
  2. 10月27日 11:00〜19:00
  3. 11月2日 11:00〜19:00
  4. 11月9日 11:00〜19:00
  5. 11月10日 11:00〜19:00

神奈川県師会から朝日山先生と榎本先生、茨城鍼灸師会、茨城県鍼灸マッサージ師会から大高先生、飯田先生、種村先生、仲沢先生、石川先生、稲田先生、地元責任者の益子先生と狩野先生、東京都から3名の先生ら近郊の先生方総勢合計16名で鍼、マッサージをさせていただきました。

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全国から集まった先生方

参加した方々の中には、鍼未体験の方が大勢いましたが、初体験し「とても気持ち良かった」と喜んでくれました。わずか15分程度の関わりの中で、先生方との会話や施術技術で利用者の方に大変喜んでいただけました。利用者の方で、膝上まで水没して大変だったと語るその裏に心身疲労のピークを垣間見たときには、少しでも気持ちよくそして明日の元気につながれば良いなぁとの思いで皆さんと接していました。

その後も町職員や社協スタッフ、森林の温泉のスタッフなどになんらかの形で大子町の支援に入れればと検討しています。