那須大亮がホームパーティーへファンを招待!元日本代表・西大伍&WINNER’Sのジャイアントカズキも参戦「HEROs DREAM」第5弾レポート
2022年11月27日(日)、都内某所にて、『HEROs DREAM』の第5弾「元サッカー日本代表の那須大亮によるサッカーファン必見DREAM企画!」が開催されました。
『HEROs DREAM』とは、アスリートがファンに対して「特別な体験」となるイベントを企画し、ファンは参加抽選券への申し込みを通じて寄付を行なう、アスリートとファンが連動して実現する社会貢献の企画です。寄付金は、アスリートによる社会貢献の取り組みや困難に直面する子どもの支援など、社会課題解決のために活用されます。
今回のホスト・那須大亮さんはJリーグ通算400試合出場の記録を持つ元Jリーガーであり、現在は登録者数40万人を超えるYouTuberとして活躍中。
“久々の対面”に、一同大興奮
そんな那須さんがファンに提供した「夢の一日」の内容は「おうちで交流会」。現役Jリーガー・西大伍選手(北海道コンサドーレ札幌所属)と人気サッカーYouTuber・GiantKazukiこと若田和樹さんをゲストに迎え、ファンの方々とレンタルハウスにて食事やサッカー観戦等の交流をするものです。
2020年から続くコロナ禍において、アスリートとファンの距離は遠くなってしまいました。
それまでは練習場や試合会場に足を運べば選手からサインをもらえたり、激励の言葉を掛けたり、一緒に写真を撮ったりすることができました。しかし、新型コロナウイルスの感染対策を各種目の各クラブが行なったことにより、対面の機会は激減。
アスリートとファンが同じ空間を共有し、顔を合わせて交流する機会がめっきり減ってしまったのです。
そのため、今回のように現役の選手とリアルの場で触れ合うことができる機会はファンの皆さんにとっても貴重。事前告知の段階で多数のファンの方からのリアクションと応募がありました。
そして、その中から抽選で選ばれ5名が参加券を獲得。当日は同伴者を1名のみ連れていくことが許可されており、4名が友人を連れて来場。合計9名の参加となりました。
メインイベントとなる19:00のサッカー観戦の2時間前に参加者が会場に到着。ドアをあけるとそこには3人のゲストがお出迎え。普段から画面の向こうで応援しているアスリートを目にしたファンの方々の目はとても輝いていました。「うわ、本物だ!」「すごい、本当にいる」と興奮している様子からは、改めてこのコロナ禍で失われていた“対面で交流する価値”を感じ取ることができました。
全員が来場しリビングのソファへ案内された後、那須さんから全員へ観戦用の応援ユニフォームがプレゼントされます。思いもよらぬサプライズに一同は大興奮。
1人1人にゲストからユニフォームが渡され、ゲスト3人からのサインも。
その後、19:00かキックオフの試合まで、用意されたケータリングの食事を楽しみ、参加者からゲストへの質問タイムへ。印象的な試合や相手、プレー中の思考やピッチ上での監督の指示など……。西選手が所属していた鹿島アントラーズのファンの方や那須さんが所属していた浦和レッズのファンの方を中心に、矢継ぎ早に質問を投げかけていきます。
そしてあっという間にキックオフの時間へ。「試合を観始めると静かになっちゃうかもしれません」と那須さんは冗談交じりに言いましたが、その予感は的中しました。西選手と共に言葉少なに真剣に試合を見守る様子が続き、若田さんが「さすがに静か過ぎません?」と突っ込んでから画面越しに展開されるプレーについての解説が加わっていきます。普段なかなか聞けない“選手の生解説”に対してファンの方々も真剣に耳を傾けていました。
試合は日本代表が惜しくも0-1で破れ、次戦に全てを掛ける形に。結果は残念なものとなりましたが、逆に「最後の試合をどう戦うか」という点で更に議論が白熱。そしてあっという間に終了時刻も近づき、短い歓談タイムとゲスト3人からの挨拶を経て会はお開きに。入場時と同様に最後はゲスト3人がファンの皆さんを見送り、“夢の一日”は幕を閉じました。
サッカーという言葉を通じて、社会貢献に繋がっていく
「選手と一緒に試合を見るなんて絶対にない機会。『選手はこうやって試合を見ているんだ』『こういう視点で見ているんだ』と感じられたこと、知ることができたのは凄く大きな財産ですし貴重な経験でした」
「現役の西選手やYouTuberとしても頑張ってらっしゃって、監督業務を行っている那須さんの貴重なお話をいただいて、一緒にサッカーを見られていろんな視点を与えていただけました。今後もこのような機会がありましたらぜひまた呼んでいただきたいです!」
終了後、参加したファンからはこの貴重な体験を喜ぶ声が多く挙がりました。加えて、応募に際して募金した額が社会貢献事業の資金となるHEROs DREAMの座組についてポジティブな声も。
「自分たちが募金をすることでこのプロジェクトに参加できるというのは素晴らしいなと。私はただ純粋に好きな選手に会いたいっていう思いで募金をしたけれども、そういう行為が結果として社会貢献となり社会に役立つというのは、みんながハッピーになれるし、とても素敵なことだなと思いました」
5時間にわたってファンと交流する機会を通じ、那須さん自身も感じたことは大きかったようです。
「こうやってファンと接することはコロナ禍でなくても多くない。そんな中、サッカーを一緒に見て一緒に盛り上がれたり、僕らの目線を皆さまにお伝えしたり、逆に“視聴者目線”であったり選手をどう感じてるかという部分も聞けて、ディスカッション・対話をできたことは非常に刺激的で有意義な時間になりました。
また、普段やっていることが社会貢献となること、様々な慈善事業に自然と繋がるということは僕らとしても本当にありがたいことだとは思っています。サッカーという言葉を通じて、社会貢献に繋がっていくことで、自分たちもやってる意味や意義を感じることができます。
僕個人としては日本においてサッカーが皆さんの生活の一部になって欲しいと思っています。サッカーはいろんな感情を多角的に人々に与えられると思っていますし、それを広げていくことが地域貢献や子供たちに夢を与えることに繋がっていくのかなと。今後もこういう世界を目指して活動していきたいです」
那須さんが語ったスポーツが社会に対して与えられる可能性や、子どもたちやファンに夢や活力を与える役割。これらを多くのアスリートと体現し多くの人々に実感してもらうための企画を、HEROs DREAMでは実施していきます。ぜひ、次のDREAM企画もお楽しみに。