家族をまるごと支援する取り組みが、人と人とのつながりを変え、地域を変える

3月に引き続き、また、嬉しいニュースが飛び込んできました。
メットライフ財団からの寄付を受けて実施中の「メットライフ財団×日本財団 高齢者・子どもの豊かな居場所プログラム」による、子ども第三の居場所の第2号が始動します!

根を張って、力強く、元気に咲き、飛び立てるように

東京都清瀬市に新たに開所する「メットライフ財団支援 ピッコロのおうち・たんぽぽ」。運営する特定非営利活動法人子育てネットワーク・ピッコロは、家族をまるごと支援する取り組みが、人と人とのつながりを変え、地域を変える、を理念とし、子どもから高齢者まで支援する活動を行っています。当施設名には、たんぽぽ(子どもたち)が、地(地域)に根を張って、力強く、元気に咲き、それぞれの種を持って飛び立っていく、そんな願いが込められています。

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ピッコロのおうち・たんぽぽ外観
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内観。環境から子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりを

ピッコロのおうち・たんぽぽは、子どもたちが放課後に自らの意志で通いたくなるような家庭的な雰囲気にするため、住宅地に開所されました。二階建ての一軒家の外観を明るいたんぽぽカラーでデザインし、一人の空間を確保するための隠れ家のようなスペースを用意するなど、工夫が凝らされています。小学校低学年から中学生までの子どもたち約20名を対象として、安心して過ごせる居場所を提供します。

心強いサポーターと共に、新たな門出を

2023年5月22日。利用者の子どもたちと新たな第三の居場所を支える地域のみなさんと、開所式を執り行いました。当日は40名以上が参加。施設の喜ばしい第一歩を共に踏み出す、心強いサポーターです。

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子どもたちがくす玉を割って、開所式を盛り上げました

特定非営利活動法人子育てネットワーク・ピッコロ理事長の小俣みどりさんが、感謝の気持ちを伝えてくださいました。

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特定非営利活動法人 子育てネットワーク・ピッコロ理事長・小俣みどりさん

「子育てネットワーク・ピッコロは、これまで住民参加型、家庭訪問型の子育て支援に取り組んできました。2年前からは清瀬市学童クラブの指定管理、子どもたちの見守り強化アクション事業等を通して小・中学生の子どもたちに関わることが多くなり、地域における子どもの居場所の必要性を強く感じていたところです。今回、メットライフ財団と日本財団のご支援を受け、第三の居場所を開所できたことを大変ありがたく、うれしく思っています。」

また、式にご参加いただいた清瀬市市長・澁谷桂司さんから、地域に貢献する同団体の新たな門出に期待が寄せられました。

「清瀬市内における様々なNPOの活躍を大変うれしく思っています。同時に、子育てネットワーク・ピッコロのこれまでの子ども支援の活動に対しても、とても感謝をしています。今回、清瀬市内2カ所目の子ども第三の居場所ができるということで、これから子どもたちが安心して過ごすことのできる場所となり、地域の発展のために活躍してくれることを期待しています。」

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清瀬市市長・澁谷桂司さん

子どもたちの成長のため、オール清瀬で後押し

ピッコロのおうち・たんぽぽでは、多世代との交流ができるように地域住民が主体となった郷土料理教室、親子を対象としたイベントや、メットライフ生命の社員による金融教育プログラム等の企画が予定されています。このような環境の中で、子どもたちは人や社会と関わる力をはじめとした非認知能力を育んでいきます。併せて当施設は、清瀬市・学校・ソーシャルワーカー・関係機関などとも密な連携を図り、子どもたちの成長を後押しします。

オール清瀬による取り組みで、たんぽぽが力強く咲きほこれますように。皆さまからもあたたかなお気持ちをお寄せいただければ幸いです。

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開所式参加者で記念撮影
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たんぽぽで早速遊ぶ子どもたち