日本財団職員による現場レポート:秋田豪雨災害について(7月25日)

日本財団災害対策事業部です。

7月15日、線状降水帯による豪雨で未曽有の水害に襲われた秋田県五城目町に入り、7月18日から支援活動を開始しました。

町内を流れる馬場目川の氾濫によって浄水施設が被災し、町内全域で断水が続いて不自由な生活が続いていました。一昨日ようやく復旧するも、飲料にはもう数日かかりそうです。
行政や災害ボランティアセンターを運営する社会福祉協議会への助言をさせていただきながら、東北全土から駆けつけてくださる消防士や学生団体IVUSAらの力を借りて、復旧作業を着実に行っています。

五城目町は部署の垣根を超えて災害対応に当たっておりますが、いつも問題となる宅地内土砂への対応など災害廃棄物処理はまだまだ厳しい状況です。
日本財団は技術系NPOと連携を組み、重機5台とダンプトラックなどを投入。住宅地に流れ込んだ大量土砂や災害廃棄物への対応、そして被災した家屋の再生への助言などを行っています。

複数の団体と連携・協議しながら支援にあたっている様子
重機を使って災害ごみを撤去する様子