ミャンマー、ラカイン州学校建設事業　10校舎の引渡し式を開催2017年までに100校舎の建設を目指す

2014年2月14日（現地時間同日）ミャンマー連邦共和国の西部に位置し、ベンガル湾に面したラカイン州で、日本財団が2012年9月から、日本の国際的NGOブリッジ エーシア ジャパン（BAJ）の協力を得て開始した同州における学校建設事業の初年度に完成した10校舎の引渡し式が開催されました。

式典では、尾形理事長より「子どもを教育することは、国の未来を託すことができる優秀な人材を育てることです。若い人材を育てることは、今日、明日に結果が出ることではないかもしれませんが、10年、20年、30年という長い期間の中で必ず大きな成果を生みます。」と初等教育の重要性について述べつつ、お祝いのメッセージをお伝えしました。

今後も日本財団は、ミャンマー政府、ラカイン州政府、BAJ、地域住民と協力し、洪水やサイクロンなどの自然災害の影響を受けやすいラカイン州の初等教育環境の改善に貢献できるよう支援を続けていく予定です。2017年までの5年間で100校の学校建設を目指します。

ラカイン州における初等教育環境の改善を目的とした学校建設事業です。ミャンマー西部に位置しサイクロンや洪水の被害が頻繁な同地域においては、校舎を防災仕様にすることで、避難施設としての機能も持たせています。2017年までに100校の学校建設を予定しています。