東京大学稷門賞を受賞

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東京大学稷門賞の授賞式の様子

東京大学の活動の発展に貢献した個人や団体に対し感謝の意を表す「東京大学稷門(しょくもん)賞」の授賞式が10月8日(火)、東京都文京区の東京大学本郷キャンパスで行われ、日本財団を代表して常務理事・海野光行が受賞式に出席いたしました。日本財団は東京大学と連携し、海洋分野での学際的な研究の促進や、将来海洋の課題を解決するための国際的な人材育成事業を行ってきたほか、2019年度からは地球規模の喫緊の課題である「海洋ごみ」の影響についても科学的に明らかにすべく共同研究プロジェクトを開始しており、それらの取り組みが評価されたものです。

授賞式にて海野からは「現在の地球環境問題の中心は海。様々な課題が絡み合う中で、日本財団と東京大学の連携のもと、これまで取り組んできた海洋分野での共同研究を活かし、解決に向けてこれからも取り組んでいきたい。」と述べました。

稷門賞とは(東京大学HPより)

平成14年度から私財の寄付、ボランティア活動及び援助、寄附講座、寄附研究部門等により、東大の活動の発展に大きく貢献した個人、法人又は団体に対し、感謝の意を表すため「東京大学功績者顕彰制度」を設け、その功績に対し「東京大学稷門賞」を贈呈している。

「稷門」とは、中国の戦国時代の斉(現在の山東省)の首都の城門の名前。斉の威王、宣王が学者を厚遇したので、斉の都に天下の賢者が集まり、学問が栄えたという故事をこの賞の名称は踏まえている。

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日本財団 海洋事業部

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