<参加申し込み受付開始>国際シンポジウム開催地球温暖化に伴う我が国沿岸域の異変 〜忍び寄る海洋酸性化の現状~

日時:2022年3月17日(木)13:00~17:00
募集期間:2022年3月16日(水)17:00まで
場所:日本財団ビル1F・バウルーム(東京都港区赤坂1-2-2)

⽇本財団と沿岸環境関連学会連絡協議会はこの度、合同シンポジウム『地球温暖化に伴う我が国沿岸域の異変~忍び寄る海洋酸性化の現状~』を開催します。

魚介類の記録的な不漁や、これまで獲れていなかった魚が豊漁になるなど、海の異変を示す現象が日本各地の漁業関係者らから報告されています。これには、地球温暖化にともなう海水温上昇による海洋環境変化が一因として挙げられます。さらに、大気中の二酸化炭素増加によって懸念されるのが「海洋の酸性化」です。二酸化炭素が海水に溶け込むことで水質が酸性化していく現象で、特に炭酸カルシウムで骨格や殻をつくる貝類やウニなどに影響を及ぼすことが危惧されます。

酸性化が進行すれば漁業に甚大な被害をもたらす可能性がある一方、日本沿岸部における現状把握や、対策・適応策の検討は不十分といえます。当財団ではNPO法人里海づくり研究会議(岡山市)とともに、「日本財団 海洋酸性化適応プロジェクト」を2020年度に開始。カキ養殖に焦点をあて、岡山県日生町、宮城県南三陸町、2021年度から広島県広島湾をフィールドに、継続的な観測調査を実施しています。

日米の研究機関を招いて開催する本シンポジウムでは、フィールド調査で確認された酸性化時特有の観測結果をはじめ、世界的に進行する海洋の温暖化や酸性化等の海洋環境問題について国内外の現状を報告するとともに、今後の対策について検討します。

1.主催

⽇本財団、沿岸環境関連学会連絡協議会

2.開催日時

2022年3⽉17⽇(木)13:00〜17:00

3.開催場所

日本財団ビル1F・バウルーム(東京都港区赤坂1-2-2)

  • オンライン配信ありのハイブリット

4.参加費

無料

  • 先着順、要事前予約

新型コロナウイルス感染状況に応じて以下の対応をとる可能性がございます。

  • 定員人数:会場定員人数の削減
    • この場合、申し込み先着順でご案内します。
  • 参加者の移動:感染拡大地域から本会場への入場お断り
  • 開催方式:完全オンラインでの開催
  • 上記措置をとる場合、告知ページでお知らせするほか、該当者には事前に直接連絡します。

5.参加申し込み方法

6.申し込み期間

2022年3月16日(水)17:00まで

国際シンポジウム『地球温暖化に伴う我が国沿岸域の異変~忍び寄る海洋酸性化の現状~』について

当日のシンポジウム要旨集はこちら

関連リンク

シンポジウムに関するお問い合わせ

日本財団 海洋事業部

  • 担当:吉野
  • メールアドレス:ma_yoshino@ps.nippon-foundation.or.jp

沿岸環境関連学会連絡協議会

  • シンポジウム企画責任者:田中丈裕
  • メールアドレス:satoumiken@gmail.com