大阪から“青パト”の活躍を全国に発信！地域防犯活動で活躍中の“青パト”に関するフォーラムを開催

日本財団は、2007年度より自主防犯活動に取り組む町内会やＮＰＯを対象に、青色回転灯装備車（通称：青パト）の購入助成を通じて青パト防犯活動を支援しています。この度、日本財団は各地の青パト活動の状況報告や活動に伴う課題解決に向けた意見交換を行う「青パトフォーラムin大阪」を3月9日（土）に開催します。

青パトは全国に約40,000台（2012年度警察庁調べ）あるとされ、地域の自主防犯活動の担い手として活躍していますが、多くの青パト活動団体は車両の維持費負担、防犯活動メンバーの高齢化といった課題を抱えながら活動を続けているのが現状です。そこで、日本財団は青パト活動を維持・拡大するため、課題解決に向けた意見交換を行う目的で本フォーラムを開催します。当日は駿河大学教授で犯罪心理学を専門とする小俣謙二氏による基調講演「地域ネットを広げるためのヒント」も行います。

昨年3月、日本財団は全国初の青パトフォーラムを東京で開催したところ、200人の関係者が全国から集まり、犯罪心理学の視点から見る自主防犯活動の犯罪抑止力や地域の特色を生かしたユニークな活動などの報告がなされ、各地での青パト活動に生かされています。　今回の「青パトフォーラムin大阪」においては、青パト活動をきっかけとして、どのように地域の防犯活動ネットワークを広げ、活動を維持・拡大していくのかという点などの議論を深め、大阪から全国に情報発信します。