日本財団「18歳意識調査」第3回 テーマ:恋愛・結婚観結婚願望がある人は74.9%、子どもがほしい人は78.6%

日本財団(東京都港区、会長笹川陽平)は10月からスタートした「18歳の意識調査」の第3回として恋愛・結婚観を調査しました。この結果、18歳の4人に3人が結婚願望を持ち、3人に2人はほしい子どもの数を2人とするなど、晩婚化、少子化が進む現状とは異なる意識傾向をうかがわせる結果が出ています。このほか過半数が「お付き合い」の経験を持ち、出会いの場は学校が圧倒的に多いものの、10人に1人は「SNS上で出会った」としています。

18歳意識調査 第3回テーマ「恋愛・結婚観」のポイント

  • 55.5%がお付き合いの経験あり、出会いのきっかけ1位は学校、2位SNS、3位部活
  • 現在恋人のいない人のうち、64.8%は恋人がほしい
  • 将来結婚願望があるのは74.9%、理由は「家庭を持ちたい」「子どもがほしい」「1人は寂しい」など
  • 78.6%が「子どもがほしい」と回答。子どもの人数は、「2人」希望が最多
  • 自分が育った家庭と同じような家庭を築きたいと思う人は50.6%。結婚願望や子ども願望に影響。
18歳意識調査結果の円グラフ:結婚したいが74.9%。結婚したくないが25.1%。
将来結婚したいか(n=800)

結婚願望がある人は74.9%

結婚したい理由は、「家庭を持ちたい」「子どもがほしい」「1人は寂しい」などの理由が多い。結婚したくない理由は、「一人でいた方が楽」「束縛されたくない」「自分のために時間やお金を使いたい」など。

本設問についての記述回答は、第3回18歳意識調査「テーマ:恋愛・結婚観について」自由回答集1(PDF / 592KB)をご覧ください。

78.6%が「子どもがほしい」と回答

将来、ほしい子どもの人数は、1位「2人希望」が67.1%、2位「3人希望」が17.2%

過半数がお付き合いの経験あり、出会いの場1位は学校、2位SNS、3位部活

出会いは、「学校で出会った」(64.9%)がトップ。次に「SNS上で出会った」(10.8%)、3番目に「部活で出会った」(7.4%)となった。

現在恋人のいない人のうち、64.8%は恋人がほしいと回答

恋人がほしい理由は「恋人との思い出をたくさん作りたいから」(50.6%)がトップ
次いで、「一人でいるのは寂しいから」(39.9%)、「性的欲求を満たしたいから」(21.4%)が上位に挙がる。
恋人がほしくない理由は「恋愛よりも趣味を優先したいから」(39.5%)がトップ
次いで、「一人でいるのが好きだから」(38.1%)、「恋愛は面倒だと感じるから」(34.5%)が上位。

自分が育った家庭と同じような家庭を築きたいと思う人は50.6%

「自分が育った家庭と同じような家庭を築きたい」と回答した層は、「結婚したい」が88.9%、「子どもがほしい」が92.1%と、結婚願望、子ども願望ともに高い。
反対に、 「自分が育った家庭と同じような家庭を築きたくない」と回答した層は、「築きたい」層に比べて、結婚願望、子ども願望ともに低い。育った家庭環境が、結婚願望や子ども願望に影響を与えることが推察される。

18歳意識調査 第3回テーマ「恋愛・結婚観」報告書

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