日本人 初受賞 日本財団会長 笹川陽平にガンジー平和賞ハンセン病制圧と差別撤廃に対する活動が評価

日本財団会長の笹川陽平は、1月18日、インド政府から2018年の「ガンジー平和賞(Gandhi Peace Prize)」の授賞が決定したとの通達を受けました。日本人の受賞は今回が初めてです。

ガンジー平和賞は、ガンジー生誕125年を記念してインド政府が1995年に創設したもので、今回の審査員はモディ首相、最高裁判所長官、下院議院議長、下院議院最大野党の代表などが務めました。受賞者にはインド政府から1000万インドルピー(日本円で約1500万円)が授与されます。過去に受賞した外国人や外国の団体は、南アフリカのマンデラ元大統領や同国のツツ元大主教、またバングラデシュのグラミン銀行などのノーベル平和賞受賞者らで、国際的に権威のある平和賞の1つとされています。

受賞理由について、インド政府は、世界保健機関(WHO)ハンセン病制圧大使も務める笹川による世界的なハンセン病制圧活動などの慈善活動を高く評価したとしています。

笹川は、「ハンセン病の対策に尽力したガンジー生誕150周年という記念の年に、名誉あるガンジー平和賞受賞の連絡をいただきました。この受賞は偏に関係者の皆様と共にハンセン病患者、回復者の自立支援に取組んできた成果がインド政府に認められ、私が代表して受賞するものと考えております。モディ首相をはじめとするインド政府の皆様や、私と共に活動してくださっているすべての皆様に御礼申し上げます」と述べています。

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