岩手県花巻市に障害者が働くワイナリーをオープン 果実酒醸造所「アールペイザンワイナリー」開所式

日本財団は、「日本財団はたらく障害者サポートプロジェクト」の一環として、果実酒醸造所「アールペイザンワイナリー」（社会福祉法人悠和会）の開設を支援し、同施設の完成に伴い10月4日（金）に開所式を行います。
同醸造所は、花巻市が2016年11月に内閣府より認定を受けた「花巻クラフトワイン・シードル特区」を活用した初の新規ワイナリーです。障害者就労継続支援B型の事業所として、シードルやワインの原料となる果実の栽培から醸造、ボトリング、ラベルの貼付など出荷までの様々な行程を障害者が担当します。開設後、2021年3月末までに全国平均の約2倍となる工賃3万円／月を目指します。
ワイナリーの名称である「アールペイザン」は、フランス語で芸術を示す「art」と農民を意味する「paysan」を掛け合わせた造語で、芸術の域まで達する果実酒作りへの決意を表したものです。ワインだけでなく国内では珍しいイギリスやフランスのシードル専用品種による国産シードルを生産し、障害者の工賃向上と共にワイン・シードル産地の形成による地域活性化を促します。

果実酒醸造所「アールペイザンワイナリー」開所式

日付	2019年10月4日（金）
時間	11:00～12:30（受付開始：10:30）
場所	岩手県花巻市幸田4-35-1
内容	挨拶 宮澤 健（悠和会理事長） 祝辞 笹川 陽平（日本財団会長）、上田 東一（花巻市長）、川村 しんこう（岩手県議会議員） 利用者挨拶 テープカット・記念植樹 事業説明・スタッフ紹介 内覧・試飲