海と日本プロジェクト 家で海を感じる「stay home with the sea」を実施多数の企業・団体と協働の輪をつくり、自宅待機の子どもたちを応援!
第2のさかなクンは誰だ!?自宅が水族館に!?

日本財団は、「海と日本プロジェクト」活動の一環として、新型コロナウイルスの感染予防で自宅待機を余儀なくされている子どもたちに向けて「stay home with the sea」プロジェクトをオンライン上で以下の通り実施いたします。

国連発表によると、新型コロナウイルスの世界的大流行により188カ国が全土で休校措置を取り、その結果15億人以上の子どもたちが学校に通えなくなっています。日本も例外ではなく、自宅待機児童が相当数います。

「海と日本プロジェクト」は、子どもが自宅待機をする中で特に重要なのは「子どもの好奇心や探求心を絶やさない」「父母による家庭での学習サポート」「子どもにも家事を手伝ってもらう」の3つと考えます。そこで、この3つが自宅にいながら親子でオンラインで実行できる8つの取り組みを編み出しました。
「家で海を感じる」をテーマに、1.多様な背景を持つ多様な人々への多様な支援ニーズに寄り添う、2.様々な立場や事業体とのネットワークと連携による迅速で広域な展開、3.企業や教育者などの専門家と協働し具体的な取り組みの提供、を前提にした仕掛けです。

「stay home with the sea」8つの取り組み内容について

1. 教科と海を学ぶ学習ドリル「ウミドリる」

学校で学ぶ国語、算数、理科や社会の中に、実は海と関係する内容がたくさんあります。休校措置によって失われた学習時間を補完することを目的に、元文科省視学官の田村学國學院大学教授をはじめ、有志の小学校教諭や進学塾の講師が監修し(1)14日間楽しく取り組める構成やデザイン、(2)教科の内容と共に、海についても学べる問題選定、(3)地球や自然環境、海に興味や関心が広がる内容の学習ドリルを開発し、無料配信いたします。

  • 小学4年生〜6年生のレベルに対応

2. 目指せ!第2のさかなクン“小さかなクン”コンクール

子どもたちの好奇心を刺激するため、お魚博士「さかなクン」が呼びかけ、海と魚の自由研究を募集。優秀作品をさかなクンが選定し「小さかなクン」として認定します。さかなクンによるライブ審査会や、オンライン授賞式を予定しています。

3. 海の食材をつかった料理を親子で楽しもう!「おうちで海ごはん」コンテスト

YouTubeで登録者数15万人を超える人気コンテンツ「さばけるチャンネル」上に、小学生でも簡単に魚をさばくことができる動画を展開します。食卓に海の食材を取り入れることで、栄養面の偏りをなくし、海に囲まれた日本の環境や文化を学ぶ機会や、子供が家事をしたくなるようなきっかけづくりのために「おうちで海ごはん」コンテストを実施します。

4. コロナウイルスに負けるな!うみダンス!

海のことが学べて、海が好きになることをテーマに制作した「レッツ!うみダンス」を配信します。YouTubeやSNS等を使ってテレビ局のアナウンサーやタレント等がリレー形式で「レッツ!うみダンス」を投稿していきます。

5. 泳げ!みんなのお魚プロジェクト

コロナウイルスに負けない!海に行きたい!という想いを乗せて、全国の小学生から魚などの海の生き物のイラストを募集。選ばれた作品が、各地域のTV局のCMとして放送されることで、子どもたちが自宅にいても、友達と一つの作品を一緒に作り上げる経験を提供します。

  • 43道府県で実施(茨城県、群馬県、東京都、奈良県を除く)

6. 自宅が水族館!水族館オンライン配信

外出自粛中で、行きたくても行けない水族館。その水族館もほとんど休館中です。休館中だからこそ、普段見られないような海の生き物の生態や飼育員の仕事を、全国7県(石川、兵庫、島根、岡山、愛媛、高知、鹿児島)の水族館から連携をスタートし、自宅で見られるようにライブ配信などを行います。

7. 挑戦!海のクイズ王!

クイズ王・古川洋平氏より、チャレンジ意欲をくすぐる海にまつわるクイズを出題。

8. 海を感じるマスク“ウミノマスク”

コロナウイルス対策としてマスク着用が必須な環境の中、海の生き物を絵柄につかった”海を感じる自作マスク”「ウミノマスク」の制作を呼びかけます。子供にもできるような方法を紹介し、SNS等でMyウミノマスクを投稿してもらいます。

「stay home with the sea」プロジェクトの取り組みについては、海と日本PROJECTウェブサイト(外部リンク)に詳しくご紹介しています。

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  • 海と日本プロジェクトとは:「海の問題」を自分ごととしてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げるためのプロジェクトです。本プロジェクトは、次世代を担う子供たちを中心に、多くの人の海への好奇心を喚起するため、日本財団が推進し、関係省庁や自治体、各種団体、企業、大学等の産学官民の協働による海に関する多様なイベントに取り組んでいこうとするものです。今回の“stay home with the sea”プロジェクトは、このネットワークを活かし、迅速にご対応いただいた企業・団体により実現した取り組みです。
    なお、今回のプロジェクトよりご賛同いただいた企業はコクヨ、大日本印刷、日本教育新聞、バレットグループ、三菱ケミカルホールディングスです。

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