コムドットさん、「子ども第三の居場所」に約1,300万円寄付へメンバーが熊本市の活動現場を訪問、スポーツでふれあい

日本財団は、子どもたちが放課後に安心して過ごせる居場所を提供し、生き抜く力を育むことを目的とした「子ども第三の居場所」の設置・支援事業を行っています。このたび、チャンネル登録者数約380万人を抱える人気グループYouTubeクリエイター・コムドットさんが12月19日、子どもたちの豊かな体験機会の創出を目的とした「子ども第三の居場所」基金へ12,943,053円を寄付することを発表されました。今回の寄付に伴い、熊本市の「子ども第三の居場所」を運営するNPO法人「フリースクール地球子屋(てらこや)」の子どもたちと一緒にバスケットボールを楽しむイベントを開催しました。

公開動画の1シーン
コムドットさんと「フリースクール地球子屋」の子どもたち(公開動画より)
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寄付金贈呈パネルを手渡すコムドットさん(公開動画より)

昨年12月、コムドットさんを含むYouTube上で活躍する国内著名クリエイター総勢37名が集まり、チャンネル登録球技大会を企画。公開した動画中で、各チームが使用していた3種類のユニフォームを販売し、その収益の全額を寄付すると宣言しました。コムドットさんは寄付先や使い途を検討する中で「学校で窮屈な思いをしたり、環境にうまく馴染めない子もいる中で、学校が全てではないと分かれば明るく楽しく生きていけるのではないか」という思いから、将来を担う子どもたちに収益を役立てたいと考え、日本財団にご相談をいただき今回の寄付企画が実現しました。
現在、家庭での経済的困窮や共働きにより時間的余裕が無いなどのさまざまな事情で、旅行をする、自然に触れるなど、「体験」をすることが難しい子どもたちが増え、「機会の損失」「体験格差」の拡大が問題視されています。「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的に、日本財団が2016年より全国に開設しており、2023年11月末現在全国に195拠点、熊本県内では8拠点(熊本市×5、玉名市、人吉市、大津町)あり、困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会の支援をしています。フリースクール地球子屋では、音楽や陶芸など多様な活動を通じて子どもたちへの学びの場を提供しています。今回はフリースクール地球子屋の活動に参加している小中高生10人が、コムドットさんのメンバー5人とバスケットボールの体験を通じて交流を深めました。日本財団では、今後もお預かりした寄付金をこうした豊かな体験機会の創出に役立てていきます。

コムドットについて

「地元ノリを全国へ」とスローガンを掲げるチャンネル登録約380万人の五人組YouTubeクリエイター。
地元の中学で同じバスケ部だった5人が、地元ノリに留まらない彼らの笑いを提供し続けている。

NPO法人「フリースクール地球子屋(てらこや)」について

熊本県熊本市においてフリースクール地球子屋として1996年に活動を開始、2022年5月より子ども第三の居場所「地球子屋」として開所し、小学校低学年~高校生の子どもや保護者、地域の方々等、様々な年代の人が集う居場所となっている。活動を開始してから25年以上、不登校や引きこもりの子どもとご家族の支援をしてきた。

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