海洋開発に係るスコットランドとの連携技術開発プログラム 技術開発アイデア(Express of Interest :EoI)募集~テーマ:ブルーエコノミー~
海洋開発分野は、世界で30兆円を超える巨大な市場です。そのなかでも、持続的な利用を通じて経済成長を実現することを目的とした概念である「ブルーエコノミー」分野の規模は、将来拡大が期待される分野です。この分野の成長には、テクノロジー、技術革新、海洋環境への対応が重要な要素となります。
日本財団とスコットランド開発公社は、お互いの強みを活かして2030年に海洋開発分野をリードするために、2017年9月5日に協力覚書を締結し、技術開発プログラムを開始しました。本覚書に基づき、日本財団とスコットランド開発公社は双方10億円ずつを拠出して技術開発を促進していくこととしております。これに関し、日本財団は、海洋開発技術の促進を目的とした日本とスコットランドの企業等による共同技術開発事業を対象として、日本企業等に対し3年間で1億円を上限とした助成金を拠出することとしています。第1弾では「海洋石油・天然ガス開発の技術開発」をテーマとして、5件のプロジェクトに対し今年10月より助成を行っています。今回は、第2弾として、「ブルーエコノミー」をテーマに2019年1月下旬を目処に助成申請受付を開始する予定です。
これに先立ち、今回、応募を考えている日本の企業等がスコットランドとのパートナーをスムーズに見つけることを目的として、アイデアの募集を行うこととしました(本プログラムは、日本とスコットランドが共同で事業実施することが助成の条件の一つとなっています)。頂いた資料は、当該アイデアに興味のあるスコットランド企業を見つけるべく、スコットランド開発公社を通じてスコットランド企業に情報提供されます。
海洋開発分野の知見を有するスコットランド企業等と連携できる貴重な機会であり、市場化をより現実的なものとするきっかけともなりえますので、奮ってご応募ください。
技術アイデア募集及び今後予定されている助成の概要
対象となる団体 | 企業または大学等研究機関 (なお、助成プロジェクトは、企業がプロジェクトをリードする必要がございます) |
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対象となる研究内容 | 海洋開発にかかるブルーエコノミー(例:洋上風力をはじめとする再生可能エネルギー、CO2キャプチャーに係る技術) |
助成の研究期間(予定) | 2019年9月初旬以降開始の事業、助成契約は単年度、最大3年 |
助成金の補助率及び助成金額の上限 (予定) |
補助率原則80%、3年間で1億円を上限 |
技術アイデアの申請受付期間 | 2018年12月13日(木)~2019年2月15日(金)17:00 |
関係ウェブサイト | スコットランドのブルーエコノミーに関するレポート(外部リンク) |
アイデアの提出方法
「提出様式(WORD / 37KB)」に必要事項(英語)を記入の上、アイデアの概要紙(様式自由(英語)であるがPPTが望ましい。なお、写真、図の記載は必須。)とともに2019年2月15日(金)17:00までに、指定のメールアドレスへ提出ください。
なお、提出いただいた提案は、順次スコットランド開発公社に共有いたします。
お問い合わせ
日本財団 海洋事業部 海洋開発人材育成推進室
- 電話:03-6229-2611
- メールアドレス:ocean_innovator@ps.nippon-foundation.or.jp