鳥取県UDタクシーの取り組みが評価国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰を受ける
2020年に向けた地域交通モデル

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ユニバーサル・デザインタクシー

鳥取県×日本財団共同プロジェクト「みんなでつくる“暮らし日本一”の鳥取県」の一環として進めているユニバーサル・デザインタクシー(以下UDタクシー)の整備事業が、「第11回国土交通省バリアフリー化推進功労者」に選ばれました。

被表彰者:鳥取県、公益財団法人日本財団、一般社団法人鳥取県ハイヤータクシー協会

表彰理由

<官民一体となった先駆的なタクシーのバリアフリー化>
官民一体となり、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、誰もが移動しやすい新たな地域交通モデルの構築を目指し、県全体でUDタクシーの導入割合を高めるとともに、その利用環境の整備、ユニバーサルドライバー研修の実施などのタクシーのバリアフリー化を進めている。

UDタクシーについて

鳥取県内でのUDタクシーの導入は、2016年4月から一般社団法人「鳥取県ハイヤータクシー協会」に対する日本財団の助成事業として、高齢化や人口減少が進む地域の足となり、年齢・性別・障害の有無にかかわらず、誰もが移動しやすい、新たな公共交通のモデルをつくることを目的に開始しました。2018年1月までに県内を走るタクシーの約4分の1に当たる200台の導入を予定しています。また、これに並行して導入効果を高めるため、鳥取県もドライバー研修を通した人材育成、UDタクシーの優先レーンを設置等の環境整備を進めており、官民一体となりUDタクシーの活用に向けてソフト・ハード面での支援を展開しています。

UDタクシー導入完了数 125台(2017年9月時点)

  • 2018年1月中に75台(総計200台)を導入完了予定

<参考>
鳥取県タクシー台数 722台(2017年9月時点)
(小型416、小型(福祉)9、中型240、中型(福祉)14、大型4、大型(福祉)3、特定大型36)