「#学校ムリかも」から「#ミライの学び」へ Twitterで声を集めるキャンペーン第2弾を開始

子どもに関する社会課題の解決に取り組む日本財団は、2019年5月7日から実施した「#学校ムリかも」Twitterキャンペーンに続いて、5月30日から「#ミライの学び」Twitterキャンペーンをスタートしました。

「#学校ムリかも」キャンペーンでは、「学校に行きたくない」または「登校はしているが心の中では学校がつらい」などと感じている子どもたちから、具体的なエピソードを集めました。5月30日までに約1,875件の投稿が寄せられ、「友達に会いたいけど足がすくんで体が重くなる」「教室には行かず相談室に行っていたけど自主学習だから学力が追いつかない」といった、これまでに表に出てこなかった子どもたちの声を知ることができました。5月30日には、これらの声を紹介しながら、中川翔子さん、文学YouTuberベルさん、「不登校新聞」編集長の石井志昂さんがトークするライブ番組「“#学校ムリかも”トーク on Twitter」を配信。およそ27万人以上の方に視聴いただきました。

こうした声を受けて、現状の教育現場になじめていない子どもたちの「学びにくさ」を解決する支援策を検討するにあたり、Twitterキャンペーンの第2弾として、全国の小中高生からこれまでにない学び方のアイデアや未来の学校像を集めます。第1、2弾のキャンペーンで集まった声は傾向を分析し、後日、日本財団公式サイト上で発表します。

なお、6月には教育課題に対するアイデアやアクションを地域住民が考えるワークショップを鳥取(6月8、9日)および横浜(6月22、23日)で実施します。

  • 日本財団は、2018年12月に「不登校傾向にある子どもの実態調査」を発表。文部科学省が発表している不登校の中学生10万人に加えて、「学校の校門・保健室・校長室等には行くが、教室には行かない」、「教室にはいるが、心の中では学校が嫌だと感じている」など、“隠れ不登校”ともいえる中学生が推計で約33万人に上ることが明らかになった。

「#ミライの学び」Twitterキャンペーン概要

キャンペーン期間 2019年5月30日(木)~6月30日(日)
  • 5月30日配信のTwitter上のライブ配信番組の中で、「“ミライの学び”Twitterキャンペーン」の実施を発表しました。
参加方法 Twitterを使い、ハッシュタグ「#ミライの学び」を付記して、これまでにない学び方のアイデアや未来の学校像を投稿。
  • キャンペーンの参加にはTwitterへの登録(無料)が必要です。