トンガ救援基金による支援事業の決定について

2022年1月に発生した大規模な噴火により甚大な被害を受けたトンガ王国への支援につきまして、温かなお気持ちをお寄せいただき、改めて厚くお礼申し上げます。

この度、トンガ王国政府との協議が進み、噴火で被害を受けた地域への支援策が決定いたしましたのでご報告をさせていただきます。

弊財団は、災害の発生以降、現金を現地に渡すという方法ではなく、現地のニーズを把握し、住民の要望に応える支援を模索し、在日トンガ大使館やトンガ政府と調整を進めてまいりました。
この度、2023年1月中旬に現地を訪問し、建設省・漁業省、トンガ首相府との協議を経て、支援策が決定いたしました。

皆さまのご寄付により、海底火山の噴火に伴う特に大きな浸水被害を被った3地区において、現地の住民の宗教的・社会的なハブであったコミュニティホールの建設を予定しております。

併せて日本財団としても、島嶼国の重要な生活基盤でありながら津波で漁船等300隻が被災したことから、漁船・中型船の整備も予定しております。

ここに本基金の進捗のご報告を申し上げるとともに、寄付者の皆さまのご厚意に心より感謝申し上げます。