日本財団災害危機サポートセンター、酸素濃縮器導入宿泊療養施設として、引き続き東京都へ施設を無償貸し出し
日本財団が設置し、2020年10月より東京都が運用している「日本財団災害危機サポートセンター」(東京都品川区)に、2021年9月9日より140室ある個室型プレハブハウスの一部に酸素濃縮器が導入されました。
今回、酸素濃縮器やモニターが導入されたことで、入院中酸素投与が必要だった陽性者の症状が軽快した際に、医師の許可のもと本施設への受け入れが可能となります。
日本財団は今後も自治体等と連携しながら、新型コロナウイルス対策として必要な支援を行って参ります。
施設概要
名称
日本財団災害危機サポートセンター
場所
東京都品川区東八潮3-1
設備
敷地面積 | 病床数 | 設備・用途 | |
---|---|---|---|
個室型プレハブハウス 14棟
|
7,369㎡ (2,229坪)
|
140室150床 20㎡/1室 |
入所者の居住・療養スペース。ワンルームでテレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、Wi-Fi等も完備 今回、個室の一部に酸素濃縮器を導入。 |
大型テント 1張り |
600㎡
|
- | 資材置き場、作業スペース など 今回設置のモニターで医療従事者が陽性者の容態をモニタリング |
開所日
2020年10月9日(金)
その他
療養施設の運用に関することについては、東京都へお問い合わせください。
これまで日本財団が行ってきた主な新型コロナウイルス対策支援
日本財団は新型コロナウイルス感染症拡大初期から、本感染症を「災害」と位置づけ、「備えあれば憂いなし」の精神のもと、様々な支援に取り組んできました。
支援策 | 内容 |
---|---|
「日本財団災害危機サポートセンター」の設置 2020.4~ |
日本財団パラアリーナ内にベッド100床(2020.5竣工)、船の科学館駐車場敷地内に個室型プレハブハウス140室150床(2020.7竣工)を備えた「日本財団災害危機サポートセンター」を設置。2020年10月より、東京都が宿泊療養施設として運用を開始しています。今回、同施設に酸素濃縮器等が導入されました。
|
タクシーを利用した医療従事者等の移動支援 2020.5~ |
①医療従事者の移動支援 ※募集終了 通勤に伴う医療従事者の身体的・精神的負担の軽減を目的に、1医療機関あたり100万円を上限にタクシーチケットを提供しました。 ②新型コロナウイルス陽性者の移送支援 感染予防装備を備えた移送用タクシーを整備し、自宅⇔病院⇔宿泊療養施設への移送を支援しています。 |
救急医療施設・医療従事者への緊急支援 2020.8~
|
全国の救急医療施設より、必要な医療設備等の申請を受け付け、2020年7月より設置支援を開始しました。 新型コロナウイルス対策として、ドクターカーの配備や、感染対策のための隔離部屋設置など、コロナ禍において医療現場に必要な様々な設備が支援されました。 |
高齢者福祉施設・介護サービス従事者への無料PCR検査提供 2021.2~ |
2021年2月より、高齢者福祉施設・介護サービス従事者を対象とした無料PCR検査の支援を開始しました。 一都三県を対象とし、現在まで述べ100万回以上の検査を無償で実施。現場の方からは安心して仕事に従事できる、といった声が寄せられています。 |
感染症指定病院(特定・第一種・第二種感染症指定病院)事業 2021.8~
|
新型コロナ対応の最前線を担う感染症指定病院(特定・第一種・第二種感染症指定病院)等の医療機関に対して、新型コロナウイルス感染症対策の整備に対する支援を行っています。 例えば、陰圧室の設置、受付・待合室の改装や感染対策された車両の配備など、医療現場で必要とされている施設や設備に対して、寄付金を活用させていただき、整備費を支援します。 |
関連リンク
お問い合わせ
日本財団 経営企画広報部 広報チーム
- 電話:03-6229-5131
- メールアドレス:pr@ps.nippon-foundation.or.jp