新型コロナウイルス感染症拡大に伴う支援

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かつてないパンデミックにいち早く、柔軟に対応

2020年3月、新型コロナウイルス感染症が世界的なパンデミックに発展する中、東京都では医療崩壊の危機が指摘され始めていました。日本財団は200を超える臨時病床の確保を皮切りに、感染患者や医療従事者の移動支援、救急医療施設への緊急支援など、関係機関と連携し、いち早く柔軟な支援を展開してきました。今後も将来起こりえる感染症の脅威に備え、感染症対策研究への支援など、状況に応じた取り組みを継続していきます。

支援活動

ポストコロナを見据えた活動

日本財団・大阪大学 感染症対策プロジェクト

日本財団は、2021年9月、大阪大学と共同で新興感染症に即応する感染症対策プロジェクトを始動しました。新型コロナウイルス感染症の流行で明らかになったパンデミック発生時の様々な社会課題を解決するため、大阪大学に国際的なハブとなる研究拠点を設置。基礎研究への支援を中心に、情報発信・リテラシー向上、感染症研究基盤構築、医療人材育成を推進していきます。2025年には、異分野の研究者たちが集い、融合研究を進めるための研究棟も建設予定です。