新型コロナウイルス対策に関する寄付金額と支援状況のご報告

新型コロナウイルス緊急支援へのご寄付について、多くの方々よりご協力をいただき誠にありがとうございます。 

新型コロナウイルス緊急支援募金 

寄付の状況2022年8月29日現在
30億3,937万9,905円

寄付金の支援先

1. 医療従事者の移動支援

事業名 新型コロナウイルス感染症に対するタクシーを活用した医療従事者の移動支援
事業内容 コロナ対策に従事している医療従事者がいまだに多くいる現実、風評被害で一般外来にも影響があり、経営危機に陥っている医院が多く出てきています。
この状況を踏まえ、全国で最も患者数が多く、高い病床使用率が続いてきた東京の医療機関にタクシーチケットを提供し、医療従事者の通勤時の移動等を支援通勤に伴う医療従事者の身体的・精神的負担の軽減を目的として実施いたしました。【日本財団ジャーナル】新型コロナの感染再拡大、複合災害の発生。「医療崩壊」を防ぐために何が必要か?
支援金額 50,000,000円

2. 患者の移送用車両配備

事業名 新型コロナウイルス感染症に対するタクシーを活用した患者の移送用車両配備
事業内容 日本交通株式会社の協力を得て感染防止設備を備えたタクシーを2020年6月上旬から配備し、そのための経費を支援しました。
写真
支援金額 タクシーの改造・運営費等:259,651,600円

3. 訪問看護事業所、ホームホスピスへの感染防護対策支援

支援者 メットライフ財団様、メットライフ生命保険株式会社 様
事業名 新型コロナウイルス感染防護対策支援事業
事業内容 新型コロナウイルスの感染拡大により在宅療養を余儀なくされた高齢者にとってニーズが高まっている訪問看護事業所や、特に看取り期の高齢者が利用するホームホスピスにおいて喫緊の課題である感染防護対策を強化するために、スタッフや利用者とその家族等が使用できる感染防護具などの配備を行います。【寄付活用レポート】訪問看護の現場に、そして地域に。「安心」をありがとう – 感染防護具支援プロジェクト
支援先 公益財団法人 日本訪問看護財団/一般社団法人 全国ホームホスピス協会
支援金額 70,000,000円(公益財団法人 日本訪問看護財団)/30,000,000円(一般社団法人 全国ホームホスピス協会)

4. 子どもたちへのタブレット支援

支援者 TikTok 様
事業名 コロナ禍における「第三の居場所」拠点へのタブレット支援
事業内容 生活困窮世帯の子どもに毎日の生活支援や学習支援を行う「第三の居場所」では、 新型コロナウイルスの影響によって、利用自粛を呼びかけたり、一時閉所したり、分散利用したりと、子どもへの支援に制限がある状況に立たされています。
そこで、「第三の居場所」に登録している子どもが各家庭からでも、タブレットを使って拠点のスタッフと連絡を取り合うことで、 継続的なコミュニケーションをはかり、心の支えとなれるよう支援をいたします。
また、タブレットを使って子ども達が学習ソフトを使ったり、調べごとができたりする環境を整えることで、学習支援も継続いたします。
写真:タブレットを使う子どもたちの様子
支援先 本支援を必要とする全国の「第三の居場所」22拠点320名の子どもとスタッフ
支援金額 25,000,000円

5. 医療施設へフェイスシールドの供給

事業名 医療施設に対する障害者福祉就労施設製造フェイスシールドの供給(第1弾)
事業内容 新型コロナウイルス感染症の診療において医療施設では医療物資の中でもフェイスシールド不足が深刻となっています。また、障害者福祉就労施設では、同感染症による経済活動の減速を受け、受注の激減により障害者工賃が大幅に下降しています。そこで、同施設に対してフェイスシールドの製造を発注し、それを医療施設に供給することで、上記課題の解消に貢献します。
今回は1都5県21医療施設、36,500個(予備400個含む)供給する計画です。
本事業については、今後の需要動向に基づき、引き続き支援を検討していきます。 【日本財団ジャーナル】医療と福祉が抱える新型コロナ禍の課題。「フェイスシールド」でつなぐ支援、心の支え合い
支援金額 7,307,520円

6. ファミリーホームへの衛生用品やタブレットの支援

事業名 新型コロナウイルス対策に係る衛生用品の提供およびオンライン環境の整備
事業内容 新型コロナウイルスの感染拡大に伴うファミリーホーム内での感染予防、ファミリーホームで陽性患者が出た場合の感染拡大防止、並びに親が新型コロナウイルスで養育が困難となった子ども(感染リスクがないケースに限る)の受け入れ対応等を目的に、全国のファミリーホームに衛生用品(消毒用アルコール、非接触型体温計、防護服等)の支援を行います。
また、外出の制限が伴う中において、ファミリーホームの孤立を防ぐべく、オンライン環境の整備により、全国のファミリーホームに向けてオンライン研修や面談の実施を図っていきます。
画像左側、商品+財団ステッカーの写真。右側、配布されたタブレットを操作する子どもの写真。
PDF全国のファミリーホーム様からの御礼メッセージ(PDF / 352KB)
支援先 一般社団法人日本ファミリーホーム協議会
支援金額 23,820,000円

7. ろう者支援

事業名 ろう者に対する新型コロナウィルス相談・支援事業
事業内容 新型コロナウイルス感染症の拡大で、全国的に社会活動が制限されている中で、情報が届きにくいろう者へ、手話による医療・生活・法律に関するオンライン相談や個別ニーズに対する情報提供、ろう児への動画配信による教育支援を行うことで、ろう者の社会からの孤立を防ぐとともに命と健康を守り、安心して暮らせる環境を提供いたします。【寄付活用レポート】コロナで広がった34万人の「きこえない」の声が、社会を変える
支援先 一般財団法人全日本ろうあ連盟
支援金額 9,430,000円

8. 医療施設へフェイスシールドの供給

事業名 医療施設に対する障害者福祉就労施設製造フェイスシールドの供給(第2弾)
事業内容 新型コロナウイルス感染症の診療において医療施設では医療物資の中でもフェイスシールド不足が深刻となっています。また、障害者福祉就労施設では、同感染症による経済活動の減速を受け、受注の激減により障害者工賃が大幅に下降しています。そこで、同施設に対してフェイスシールドの製造を発注し、それを医療施設に供給することで、上記課題の解消に貢献します。
今回は1都1道2府14県377医療施設等、163,200個を供給する計画です。
支援金額 32,672,860円

9. ろう児・難聴児のオンラインでの言語学習支援

事業名 コロナ禍におけるろう児・難聴児のオンラインでの言語学習支援
事業内容 コロナ禍において需要が浮き彫りとなった聴覚障害児向けのオンライン教育を充実させるべく、授業で利用する教材を開発し、聴覚障害児の中でも日々の言語学習やコミュニケーションが重要課題となる6~12歳程度の聴覚障害児に対し、オンライン教育の機会を無償で提供いたします。 【寄付活用レポート】聞こえない子どもたちを「世界にたった1人」の孤独から救う、オンライン対話学習コミュニティ
支援先 特定非営利活動法人Silent Voice
支援金額 13,910,000円

10. 救急医療施設への緊急支援プログラム

事業名 新型コロナウイルス感染症と複合災害に備えた救急医療施設への緊急支援プログラム
事業内容 新型コロナウイルス感染症が完全に収束していない中での台風や地震といった自然災害発生による複合災害が起きることも十分に予見されます。そのようなときに、命の最後の砦である救急医療が機能不全に陥いることのないよう、現下の新型コロナウイルス感染症への対策とともに、甚大な複合災害への備えとして、救急医療を担う施設へ、医療従事者の防護やケア、院内感染の防止、及び検査・治療体制を強化する機材整備等を目的とした支援を実施します。
支援先 社会福祉法人恩賜財団済生会支部大阪府済生会 ほか
支援金額 605,285,200円

11. 在宅看護センターをハブとした地域感染対策

事業名 日本財団在宅看護センターをハブとした地域感染対策
事業内容 新型コロナウイルスの拡大により、高齢者への感染予防策が求められる一方、高齢者施設でのクラスター発生や感染リスクを回避しようとするがゆえの介護サービスの休止や受け入れ拒否当の動きが指摘されていることから、日本財団在宅看護センターを地域の拠点と位置づけ、介護士に対する感染症予防策の指導、必要な衛生資機材の提供等を実施し、地域包括ケアの体制を整え、地域の感染症に備えていこうとするものです。成果として運営事例50事例を含む教育マニュアル、在宅看護センターを中心とした訪問看護ステーションとの連携構築、訪問介護事業所に対する教育・相談の実施、個人用防護具の給付と安心安全な在宅看護環境の整備等が期待されます。
支援金額 9,100,000円

12. 医療従事者への化粧品配布

事業名 新型コロナウイルス対策に係る医療従事者への化粧品配布事業
事業内容 寄付者から頂いた物品寄付(約30,000セット)について、寄付者のご意向に基づき、感染者数多い地域を主とした医療機関(2次・3次救急医療機関)へ物品の受領可否アンケートを行い、その結果の集計に基づく物品の梱包・配送を行います。
支援金額 14,001,066円

13. 医療機器整備

事業名 新型コロナウイルス感染症対策のための医療機器整備
事業内容 コロナ禍の地域医療を支えることを目的に、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、たにCT装置1台を整備します。
支援先 公益財団法人 ライフ・エクステンション研究所
支援金額 66,000,000円

14. 感染症検査体制の構築

事業名 CT搭載車両を活用した高齢者福祉施設等での新型コロナウイルス感染症検査体制の構築
事業内容 新型コロナウイルスやインフルエンザの検査機器およびCT装置を搭載した車両を福祉施設に派遣し、迅速な診断とともに、CT装置を用いた肺炎の重症度判定を行い、福祉施設内における感染拡大の防止や入院調整を実施するための車両を整備します。
支援先 公立大学法人 横浜市立大学
支援金額 78,212,600円

15. 医療機器整備

事業名 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う医療機器等整備
事業内容 新型コロナウイルスにより重症化した在宅患者を搬送するなど、地域に根差した医療を提供するため、患者搬送用車両を配備します。
写真:患者搬送用車両
支援先 医療法人 伯鳳会
支援金額 3,770,000円

16. 相談窓口活動支援

事業名 コロナ禍における全国的な自殺予防のための相談窓口への活動支援
事業内容 全国のいのちの電話センター(43都道府県:計51ヵ所)の電話相談業務を行う際の感染予防のための環境整備(エアコン、空気清浄機、オンラインミーティング用機材、アクリルパネル等)を行います。【寄付活用レポート】「いのちの電話」は“不要不急”?全国6000人の相談員にコロナ禍でも安心・安全な環境を
支援先 一般社団法人 日本いのちの電話連盟
支援金額 104,030,000円

17. 子どもたちへのタブレット支援援

事業名 コロナ禍における「子ども第三の居場所」拠点へのタブレット支援
事業内容 全国39ヶ所に開設している「子ども第三の居場所」拠点に通信環境や学習アプリを整備した325 台のタブレットの貸与を行います。
支援金額 14,200,000円

18. 医療支援

事業名 インドマニプール州における新型コロナウイルス感染症拡大対策のための医療支援
事業内容 インドマニプール州においては、新型コロナウイルス感染症拡大により新規患者の大半が自宅療養を強いられています。この在宅医療の質の向上のため、本事業では、酸素濃縮器およびパルスオキシメーターをマニプール州政府に供与します。
支援金額 56,500,000円

19. 救急看護師育成支援

事業名 コロナ禍における救急看護師育成のためのセミナーコンテンツ開発・オンライン化
事業内容 事故や急病、災害など救命救急の最前線で働く救急看護師を育成、スキルアップのため、セミナーコンテンツを作成し、各内容をWEBによるライブ配信、オンデマンド配信し、Zoom等のフォーラム機能を利用し双方向でセミナーを行うことができるようにします。【寄付活用レポート】コロナ禍でも学びを止めない。救急看護を支えるもう1つの医療の“現場”をオンライン化せよ
支援先 一般社団法人 日本救急看護学会
支援金額 10,000,000円

20. 医療体制の整備

事業名 新型コロナウィルス感染症対策整備支援事業
事業内容 感染症指定病院(特定・第一種・第二種感染症指定病院)に対して、医療体制を強化するための以下の整備について支援します。
  1. 新型コロナウイルス感染症に関する対策強化のための資機材や消耗品の整備、並びに、施設の改装等
    • 陰圧室の設置、受付・待合室の改装、受入れ病室の改装、ゾーニングの改良、PPEの購入等
  2. 新型コロナウイルス感染症に関する感染者の移送や移動を行うための車両の整備等
支援先 独立行政法人 国立病院機構西新潟中央病院 他199医療施設
支援金額 962,100,000円

21. 医療施設の機材整備

支援者 ネスレ日本株式会社
事業名 新型コロナウィルス感染症対策整備支援事業
事業内容 医療体制を強化するために必要な機材(飛沫・エアロゾルバキューム装置、簡易陰圧ブース、・感染症対策消耗品他)を整備します。 【日本財団ジャーナル】コロナ禍における在宅医療・看護現場のいま。現場に安心をもたらしたネスレ日本の社会貢献
支援先 独立行政法人 国立病院機構南岡山医療センター 他1医療施設
支援金額 10,000,000円

22. 医療施設の機器整備

事業名 新型コロナウィルス感染症対策整備支援事業
事業内容 新潟県厚生農業協同組合連合会佐渡総合病院へ以下の機器等の整備を行います。
  1. ECU4バンドルセット1セット
  2. ECU4前室ユニット1式
支援先 新潟県厚生農業協同組合連合会佐渡総合病院
支援金額 5,000,000円

23. 訪問看護事業所、ホームホスピスへの感染防護対策支援

事業名 第2弾感染防護具支援プロジェクト
事業内容 新型コロナウイルス感染拡大が続く中でも、在宅ケアを必要とする利用者が安心して在宅ケアを受けられるよう、訪問看護ステーションや訪問介護事業所等の在宅ケアに関わる事業所へスタッフや利用者とその家族等が利用できる感染防護具などの配備を行います。
支援先 (公財)日本訪問看護財団
支援金額 30,300,000円

24. 日本の地域伝統をテーマにした演劇の公演

事業名 日本の地域伝統をテーマにした演劇の公演(covid19)
事業内容 1951年から日本の地域伝統継承を目的とした舞台芸術を行うわらび座は、新型コロナウイルス感染拡大による公演回数の減少等の影響を受けました。今回は、秋田県の地域伝統をテーマとした舞台演劇「いつだって青空」の公演の支援を行います。
支援先 (一社)わらび座
支援金額 20,620,000円

25. 在宅医療体制強化と普及

事業名 新型コロナウィルス在宅医療体制強化と普及
事業内容 診療事務局機能や検査専用車両の整備等により、KISA2隊が活動する大阪市内における新型コロナ在宅療養患者に対する医療提供体制の整備・強化をします。また当団体独自のコロナ往診モデルの普及活動を行います。 【寄付活用レポート】「俺、動くわ」。KISA2隊の若手医師たちは、なぜコロナ禍の在宅医療を実現できた?
支援先 KISA2隊
支援金額 66,830,000円

26. 小児総合医療施設への支援

事業名 新型コロナウイルス感染症対策整備支援(日本小児総合医療施設)
事業内容
  1. 小児に関する感染症の対応を行うための資機材や消耗品の整備ならびに施設改造費等
  2. 小児患者の心のケア、学習環境の整備のために必要な物品等の整備費支援
支援先 (地独)宮城県立こども病院 他27団体
支援金額 合計 363,010,000円

(以上 支援決定順)


新型コロナウイルス緊急支援募金については、2022年8月31日にて寄付受付終了を致しました。


新型コロナウイルス緊急支援募金への寄付者の方々

「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)

寄付の状況2022年3月31日現在
4億9,126万7,585円

寄付金の支援先

1. 子どもたちへの緊急食支援

事業名 新型コロナウイルス対策緊急食支援事業
事業内容 新型コロナウイルスの影響によって臨時休校となるなど、給食など 栄養のある食事を十分に接種する機会がなくなった生活困窮世帯の児童を中心に、全国各地域の子どもの居場所の運営団体(67拠点)が弁当や食材を提供いたします。 また、食事の配布・配達時に各種生活支援策の情報提供を行ったり、特に配慮が必要な世帯に対して相談等の個別支援を行います。
写真
LOVE POCKET FUND「新型コロナウイルス対策緊急食支援事業」採択団体67団体決定 【日本財団ジャーナル】「ゆるいつながり」が居場所をつくる。新型コロナで気付いた、生活困窮家庭への支援の形
支援先 特定非営利活動法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
支援金額 41,250,000円

2. 医療従事者の移動支援

事業名 新型コロナウイルス感染症に対するタクシーを活用した医療従事者の移動支援
事業内容 コロナ対策に従事している医療従事者がいまだに多くいる現実、風評被害で一般外来にも影響があり、経営危機に陥っている医院が多く出てきています。
この状況を踏まえ、1医療機関あたり100万円のタクシーチケットを提供し、医療従事者の通勤時の移動等を支援通勤に伴う医療従事者の身体的・精神的負担の軽減を目的としています。
まずは、全国で最も患者数が多く、高い病床使用率が続いてきた東京から支援を実施し、本事業をモデルとして、今後状況をみながら他地域でも同様の支援を検討していきます。【日本財団ジャーナル】新型コロナの感染再拡大、複合災害の発生。「医療崩壊」を防ぐために何が必要か?
支援金額 1医療機関 100万円 50カ所 計50,000,000円

3. 里親家庭への衛生用品やタブレットの支援

事業名 新型コロナウイルス対策に係る衛生用品の提供およびオンライン環境の整備
事業内容 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う里親家庭内での感染予防、里親家庭で陽性患者が出た場合の感染拡大防止、並びに親が新型コロナウイルスで養育が困難となった子ども(感染リスクがないケースに限る)の受け入れ対応等を目的に、全国の里親家庭に衛生用品(消毒用アルコール、非接触型体温計、防護服等)の支援を行います。
また、外出の制限が伴う中において、里親家庭の孤立を防ぐべく、オンライン環境の整備により、全国の里親家庭に向けてオンライン研修や面談の実施を図っていきます。
写真
【日本財団ジャーナル】新型コロナウイルスに翻弄される里親家族。「子どもを預かる」家庭に必要な支援とは
支援先 公益財団法人全国里親会
支援金額 19,740,000円

4. 看護職員派遣支援

事業名 新型コロナ感染症における地域の医療提供体制確保のための緊急措置に係る看護職員派遣支援
事業内容 新型コロナウイルス感染症対応における第2波への備えとして、地域の医療崩壊を防ぎ、医療提供体制を確保するため、緊急措置として看護職員派遣を実施する場合、緊急時(クラスター発生など)に派遣される看護職員(災害支援ナース)に対して「特殊看護派遣手当」を支給します。また、派遣にあたって必要となる研修を実施します。 【日本財団ジャーナル】新型コロナの最前線で働く看護職を日夜支える東京都看護協会に、いま必要な支援を問う 新型コロナ応援派遣に関する報告(動画)の公開について
支援先 公益社団法人東京都看護協会
支援金額 4,880,000円

5. ドクターカー等救急医療施設の整備支援

事業名 新型コロナウイルス感染症に対するドクターカー等救急医療施設の整備支援
事業内容・支援金額 新型コロナウイルスの感染拡大が長期化する中、新型コロナウイルス感染症と複合災害に備えた救急医療施設への緊急支援として以下3医院へのドクターカー等の整備支援を決定しました。

支援先1:学校法人日本医科大学
支援金額:13,370,000円
整備内容:(1)ドクターカー 1台 (2)動画通信システム 一式
施設名称:日本医科大学多摩永山病院(指導医施設認定番号20)

支援先2:国立大学法人東京医科歯科大学
支援金額:13,380,000円
整備内容:(1)ドクターカー 1台 (2)除細動器 1台
施設名称:東京医科歯科大学医学部附属病院(指導医施設認定番号84)

支援先3:独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院
支援金額:22,940,000円
整備内容:(1)移動型超音波検査装置 3種各1台 (2)災害支援用緊急車両 1台
施設名称:横浜労災病院(指導医施設認定番号152)

写真:支援資金の使途の例(ドクターカー)
【寄付活用レポート】草彅剛さん「みんなの力が集まり1つの形に」。Withコロナ時代の新型ドクターカーが公開

6. 医療資機材の整備および研究助成

事業名 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う医療機器等整備
事業内容・支援金額 新型コロナウイルスの感染拡大第3波といわれる中、資機材の充足ならびに施設の拡充により更なる医療体制の安定・強化を図るとともに、COVID-19にかかる実効的な研究を進め成果を拡散し知見の共有が共有されることで、医療崩壊リスクを軽減するために支援を決定しました。

支援先:学校法人 聖路加国際大学
支援金額:15,000,000円

  1. 実施内容
    1. 医療資機材(PCR検査用資材、放射線防護具、液晶モニタ 等)整備
      職員施設の衛生設備工事
    2. 研究助成 マスク着用の有用性評価、入院患者のデータ解析 等
  2. 施設場所
    学校法人聖路加国際大学 聖路加国際病院(東京都中央区明石町9-1)

7.医療・介護従事者への支援

事業名 日本財団在宅看護センター職員に対するPCR検査
事業内容・支援金額 高齢者に寄り添う医療・介護従事者のうち、特に高い専門性をもって活動している在宅・訪問看護師等の皆さまが少しでも安心して訪問看護事業に専念できるよう、定期的にPCR検査が受けられる機会を提供することを決定いたしました。

支援先:日本財団在宅看護センター事業所75拠点に勤務する看護職員等(1,125名)
支援金額:80,000,000円

8.感染症指定病院(特定・第一種・第二種感染症指定病院)への新型コロナウイルス感染症対策整備支援

事業名 新型コロナウィルス感染症対策整備支援事業
事業内容・支援金額 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応において、変異種による新たな感染拡大が危惧されるなか、医療機関の逼迫が続いています。
今後の社会秩序を維持し、新しい生活様式のなかでの人々の笑顔や安心安全を守るため、新型コロナウイルス感染症対策支援として、最前線を担う感染症指定病院(特定・第一種・第二種感染症指定病院)への整備支援を行います。

整備機器:人工呼吸器、空気清浄機(HEPAフィルター仕様)簡易陰圧装置(ブース)など

支援先:(独法)国立病院機構近畿中央呼吸器センター、(独法)国立病院機構愛媛医療センター、(学)埼玉医科大学埼玉医科大学病院、岐阜県厚生農業協同組合連合会中濃厚生病院ほか 合計34病院

支援金額:総額 163,290,000円

関連リンク:LOVE POCKET FUND(外部リンク)

9.コロナ禍における、子ども・長期入院をしている小児患者の支援

事業名 新型コロナウイルス感染症対策整備支援
事業内容
  1. オンライン面会システムの整備
    (場所は離れていても同じ空間にいるようにコミュニケーションがとれる面会システム)
  2. 感染症対応機器
    (ポータブルX線撮影装置、全自動遺伝子解析装置、分娩監視装置など)
  3. 専門家による子供の心のケアのためのメール相談対応
支援先 国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
支援金額 23,750,000円

(以上 支援決定順)


LOVE POCKET FUND<新型コロナプロジェクト>については、2022年3月31日にて寄付受付終了を致しました。


「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)への寄付者の方々

皆さまからお預かりしたご寄付は、今後も大切に活用させていただきます。 
皆さまからの温かいご支援に厚く御礼申し上げます。

活用させていただいた物資

1. 支援者:Uber Eats 様

支援内容難病児の家族、貧困家庭の児童へ計10,000食分の食事を無償提供
食料品の買い物に出かけることも難しい難病児の家庭、食事の機会が減ってしまった児童と家族が、少しでも食事を楽しめる時間を提供
写真:お弁当配達の支援活動(イメージ)
【日本財団ジャーナル】Uber Eatsが難病児家庭に食事を無償提供。「食」で深まる家族の時間
【日本財団ジャーナル】Uber Eatsが困窮家庭に食事を無償提供。人の命と心を「食」がつなぐ

2. 支援者:森永製菓株式会社 様

支援内容全国30箇所の病院の医療従事者へ「in ゼリー」36,000個の配布
写真:配布された支援品

3. 支援者:ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 様

支援内容全国198カ所の子ども食堂団体へ3,960ケース(23,760本)の飲料を支援
全国484 カ所の子ども食堂団体へ4,840ケース(116,160食)のカップスープを支援
本支援は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社様、サッポロビール株式会社様、東京農業大学様、NPOむすびえ様にご協力いただきました。
写真
コロナ禍の子どもの食支援
支援内容 全国484カ所の子ども食堂団体へ、4,840ケース(116,160個)のカップスープ詰合せをご支援いただきましました。
<内容>カップスープ詰合せ
  • じっくりコトコトこんがりパン コーンポタージュカップ
  • じっくりコトコトこんがりパン 完熟かぼちゃポタージュカップ
本支援は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社様、サッポロビール株式会社様、東京農業大学様、NPOむすびえ様にご協力いただきました。
写真
コロナ禍の子どもの食支援(2)

4. 支援者:日本コカ・コーラ株式会社 様

支援内容医療従事者、病院職員の皆さまへと無償提供いただいた清涼飲料水やミネラルウォーター22,440本を、日本医科大学(東京都文京区)に寄贈いたしました。
<内容>
コカ・コーラ、ジョージア 香るブラック、綾鷹(緑茶)、アクエリアス、い・ろ・は・す天然水
写真

5. 支援者:M・A・C(ELCジャパン株式会社)様

支援内容M・A・C(ELCジャパン株式会社)より、リップ(口紅)500本をご提供いただき、全国の訪問看護ステーション27箇所へ寄贈いたしました。
写真
PDF訪問看護ステーション様から御礼のメッセージ(PDF / 381KB)

6. 支援者:株式会社 幸楽苑ホールディングス 様

支援内容オリジナルレトルト食品「らーめん屋さんのカレー」 6,950食と袋麺「幸楽苑 中華そば」 6,550食を新型コロナウイルス感染症の療養施設として稼働している日本財団災害危機サポートセンターおよび東京を中心とした関東圏の病院に寄贈いただきました。
写真
【プレスリリース】ラーメンを食べて新型コロナウイルスと闘う医療従事者を応援しよう!!

7. 支援者:株式会社コーセー 様

支援内容 株式会社コーセーと日本財団が共同で実施している医療従事者応援プロジェクト「You are my HERO」において、日々新型コロナウイルス感染症への対応で奮闘されている医療従事者の皆さまに、少しでもお力になれるようにとの思いのもと、追加分を含め、100万点を超える化粧品等をご寄贈いただきました。いただいた化粧品は、全国の医療従事者の方々へ順次お届けいたします。
写真
医療従事者応援プロジェクト「You are my HERO」【寄付活用レポート】You are my HERO ― コロナ禍に28万人の医療従事者の心を癒やした「化粧品」の力

(以上 支援決定順)

2022年8月29日現在