アスリートの社会貢献活動を支援する『HEROsメンバー』制度を新設東京2020大会金メダリストのウルフ・アロン選手や木村敬一選手ら6名が参加

日本財団は、アスリートと共に社会課題解決の輪を広げていくことを目的とした「HEROs Sportsmanship for the future」(以下HEROs)プロジェクトにおいて、社会貢献活動を行うアスリートのコミュニティとして『HEROsメンバー』制度を設置いたします。第1弾の『HEROsメンバー』にウルフ・アロン選手(柔道)、大滝麻未選手(サッカー)、木村敬一選手(パラ競泳)、瀬立モニカ選手(パラカヌー)、田渡凌選手(バスケットボール)、寺川綾氏(水泳)(*五十音順)が就任しましたのでお知らせいたします。
就任頂いたメンバーは、今後それぞれの母校を訪問して競技生活で培った経験を学生に向けて伝える次世代応援企画『HEROs LAB』や、日本財団が推進する「子ども第三の居場所」(※)で開催するスポーツ教室を通じて、スポーツの力を活用した社会貢献活動していきます。

  • 子ども第三の居場所:子どもたちが安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育む「子ども第三の居場所」を全国に拡げる活動を行っています。

『HEROsメンバー』概要

スポーツの力を活用し社会貢献活動を行うアスリートは少なくありません。一方で、その活動の多くは社会に認知されておらず、またアスリート同士がつながる機会も限られています。そこで『HEROsメンバー』制度を設立し、スポーツの力を活用したアスリートの社会貢献の輪を広げていきたいと考えています。社会貢献活動に高い関心と意欲をもつアスリート同士が繋がるきっかけを提供し、競技を超えたアスリートたちが「誰かのため、社会のため、未来のため」に活動していただくことを期待しています。
社会貢献活動の実績があるアスリートでHEROsの取り組みに共感し、HEROs ACTION(スポーツを活用した社会貢献)に積極的に参加、協力いただけるアスリートにメンバーになっていただきます。

HEROsメンバー プロフィール・コメント

■ウルフ・アロン選手

コメント:

「柔道を始めて、これまで沢山の方々に支えられ、多くの方々に応援してもらってきました。今度はそういった皆さんへ自分なりに恩返しをしていきたいですし、自分が動くことで少しでも誰かを勇気づけられるような人間になっていきたいです。様々な活動を通して、自分自身も成長していける、そんな活動ができればと思っています。」

写真:ウルフ・アロン選手

プロフィール:

了徳寺大学所属。1996年2月25日生まれ。東京都葛飾区出身。祖父の勧めで6歳から柔道を始め、高校入学まで全国大会にも出たことはなかったがオリンピックの東京開催が決まったことで、東京で金メダルが夢となる。「夢は大きく、目標は身近に」をモットーに、2017年初出場の世界選手権を制し、2019年は体重無差別で争う全日本選手権で初優勝。両膝の怪我や多くの挫折を乗り越え、2021年東京オリンピックで夢を叶え、史上八人目の柔道三冠を達成。

■大滝 麻未選手

コメント:

「私は6歳でサッカーを始めてからこれまで、スポーツに育てられてきました。それだけスポーツには大きな力があり、魅力があります。その価値を少しでも多くの子どもに伝えていくために、メンバーとして様々な活動に参加していきたいと思います。私自身もHEROsでの活動や出会いを通じてアスリートとしても人間としても成長し、アスリートの社会貢献の輪を広げるために尽力していきたい所存です。」

写真:大滝 麻未選手

プロフィール:

JEF UNITED市原・千葉レディース所属。1989年7月28日生まれ。神奈川県出身。2012年早稲田大学を卒業後、フランスの女子サッカー1部リーグに所属するオリンピック・リヨンに加入。リーグ・カップ・UEFA女子チャンピオンズリーグの三冠を達成。同年、ロンドンオリンピックのバックアップメンバーとしてチームに帯同した。2016年に一度引退し、ヨーロッパのスポーツMBAであるFIFAマスターを取得後、フランスのパリFCで現役復帰し現在に至る。2019年7月には、女子サッカー選手が自主的に社会貢献活動を行うプラットフォームとして一般社団法人なでしこケアを設立し、現在も理事として活動を続けている。また現在妊娠中で、出産後の復帰を目指している。

■木村 敬一選手

コメント:

「私たちパラアスリートは、どんな時も沢山の方から支えられています。今回、HEROsメンバーに加えていただき、様々な活動を通して、そういった方々に恩返しができればと考えております。また、障がいのあるこどもたちが、スポーツをきっかけに社会とつながっていけるような仕組み作りにも、関わっていきたいと思います。」

写真:木村 敬一選手

プロフィール:

東京ガス所属。1990年9月11日生まれ。滋賀県出身。2歳の時に病気のため視力を失う。小学4年生から水泳を始め、単身上京した筑波大附属盲学校(現・筑波大学附属視覚特別支援学校)で水泳部に所属し、着実に力をつけ頭角を現す。ロンドン2012パラリンピックで銀・銅1つずつのメダルを獲り、前回のリオ2016大会では銀・銅2つずつ日本人最多の4つのメダルを獲得した。2018年から単身アメリカに拠点を移し、渡米後のパンパシフィックパラ水泳大会で、200m個人メドレー、100m平泳ぎの2種目で自己ベストを更新。東京2020大会では鍛えあげられた肉体、力強い泳ぎで、100m平泳ぎ銀メダル、100mバタフライでは自身初となる9年越しの悲願の金メダルを獲得した。

■瀬立 モニカ選手

コメント:

「HEROsメンバーとして人が社会と繋がるきっかけを生み出していきたいと思っています。私はパラスポーツを通して社会と繋がるきっかけを見出すことが出来て、人との繋がりが増えたことで人生が豊かになりました。ムーブメントが東京パラリンピックで終わらぬよう社会貢献活動の中で盛り上げの一助になれば嬉しいです。」

写真:瀬立 モニカ選手

プロフィール:

江東区カヌー部所属。1997年11月17日生まれ。東京都江東区出身。中学時代にカヌー部に所属。高校1年、体育授業中の事故で車椅子生活となる。2014年にパラカヌーを始め、翌2015年世界選手権に出場。2016年リオデジャネイロ・パラリンピックに出場し、女子カヤックシングル(運動機能障害)で8位入賞。2017年にはワールドカップやアジアパラカヌー選手権大会で優勝。2019年世界選手権大会で5位入賞し、2020東京パラリンピック内定。金メダル獲得を目指したが7位入賞。現在は、江東区カヌー協会に所属し、筑波大学体育専門学群へ復学して、2022年3月卒業予定。

■田渡 凌選手

コメント:

「この度HEROsメンバーに就任させて頂いた事をとても光栄に思います。プロアスリートは沢山の方々の支えがあり成り立っています。学生時代から人一倍与えられるものが多かった立場です。その沢山の恩を社会に還元する事はアスリートの宿命だと自分は信じています。HEROsでの活動を通して自分自身の成長と、少しでも多くのアスリートがそれぞれの信じる形でできる社会貢献活動の重要性の気づきにになる事を目標に取り組んで行きます。」

写真:田渡 凌選手

プロフィール:

三遠ネオフェニックス所属。1993年6月29日生まれ。東京都出身。バスケットボールの名門である京北中学、高校のエースとして日本中に名を馳せU-16,U-18、U-24日本代表としても活躍。高校卒業後アメリカのオローニ・カレッジ(短大)へ留学、3年生からドミニカン大学カリフォルニア校に進学し日本人ながらキャプテンとしてチームを牽引。卒業後の2017からは横浜ビー・コルセアーズでプロバスケットボール選手として日本のBリーグでデビューし、現在は三遠ネオフェニックスに所属しキャプテンを勤めている。

■寺川 綾氏

コメント:

「この度、HEROsメンバーに就任させて頂きました寺川綾です。水泳、また広くスポーツに携わってきた経験を、HEROsの活動を通じて、誰かのため、社会のため、未来のために、少しでも役立てられたら嬉しく思います。まずHEROsはどのような活動をしているのか「知ってもらう」ことが大切だと思いますので、そういった面でも貢献出来たらと考えています。」

写真:寺川 綾氏

プロフィール:

3歳より水泳をはじめる。高校2年生だった2001年の世界水泳選手権に初出場。その翌年、2002年パンパシフィック水泳に出場し、200m背泳ぎで銀メダルを獲得。以降、アテネ、ロンドン五輪2大会出場、福岡、上海、バルセロナ世界選手権3大会出場と国際大会で活躍。ロンドン五輪では個人種目(100m背泳ぎ)、リレー種目(4×100メドレー)の2種目で銅メダルを獲得した。50m背泳ぎ、100m背泳ぎの日本記録保持者。2013年12月、現役を退くことを表明。現役卒業後はスポーツキャスターをはじめ、多方面で活躍。プライベートでは二児の母。

HEROs Sportsmanship for the future概要

「アスリートやスポーツの可能性は、無限大である」の精神のもと、下記の3つの「A」(ACADEMY/ACTION/AWARD)を通じてアスリートが社会の中で活躍できる環境を提供していきます。
スポーツの力を活用した社会貢献活動を推進することで、スポーツでつながる多くの⼈の関⼼や⾏動を⽣み出し、社会貢献活動の輪を広げることを目的としています。

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