【令和6年能登半島地震】海上輸送で個室シャワー、手洗いスタンドが珠洲市に到着金沢港から飯田港経由、珠洲市の小学校避難所などに

令和6年能登半島地震で被災された皆さまならびにご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
日本財団は、WOTA株式会社と連携し、被災地自治体より避難所のシャワーと医療機関等での手洗い場の要請を受けて、救援物資を14日に海上輸送いたしました。
金沢港から①WOTA BOX+屋外シャワーキット10台②手洗いスタンドWOSH 30台③給水タンク(2トン×2個)④電工ドラム(30m×20巻)⑤発電機(45KVA・1台)⑥塩素消毒液(ハイター・10本)・マスク20箱・ポリタンク5個・手動ポンプ20本をトラック8台に詰め込み、飯田港(珠洲市)へ海上輸送しました。
トラックの乗り込みが可能な和幸船舶株式会社のRORO船を用いて14日の7時頃に金沢港を出発し、14時頃に飯田港に到着。
そのまま珠洲市内の避難所となっている蛸島小学校にWOTA BOX+屋外シャワーキット1台と手洗いスタンドWOSH2台をお届け・設置しました。なお、シャワー時などで必要になる今治タオル1000枚は、16日には珠洲市の避難所等へお届けできる見込みです。また、電工ドラム、給水タンク等もニーズ調査を行いながら届ける予定です。

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飯田港に着港したRORO船から物資を積んだトラックが避難所へ向かう
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蛸島小学校に設置されたWOTA BOXシャワー(写真左)と手洗いスタンドWOSH(写真右)

なお、今回の支援物資のシャワー及び手洗いスタンドは、皆さまよりお預かりした寄付金の一部を、タオルは今治市の会社より寄贈いただいたものです。
輸送の様子を、1月10日に行った第1回目の海上輸送と併せて動画でまとめておりますので以下よりご覧ください。

  • RORO船とは、船から直接トラックを積み込む荷役方式で輸送する船舶で、和幸船舶株式会社とは日頃から海洋ごみ対策で日本財団と連携しています。

使用船舶

  • フェリー粟国(あぐに)462トン(内航RORO船)
  • トラック(2〜4トン車)13台を積載可能(普通車の場合は23台を積載可能)
  • 2024年1月20日まで輸送をおこなっています

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