座禅や書道、絵画にもチャレンジ!唐津拠点

ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「唐津くんち」で盛り上がる、2018年11月、佐賀県初の第三の居場所「唐津拠点」が開設しました。佐賀県唐津市は“虹の松原”や“唐津焼”で知られており、自然と文化に恵まれた場所です。

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からつくんち

子どもたちは、拠点に「ただいま!」と元気にやって来ます。
各自宿題を済ませた後、おやつを食べ、おもちゃ遊びや講座に熱中します。

地域の関わりを活かして

唐津拠点は、地域に開かれた拠点として、地元のボランティアによる子どもたちを対象とした各種講座などを開催しています。唐津拠点のある一週間を紹介します。月曜:座禅教室、火曜:韓国語教室、水曜:英会話教室、木曜:書道教室、金曜:絵画教室などです。

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英語でカルタ

座禅教室では、拠点近くのお寺の和尚様の指導で、休憩をはさみながらも約1時間の座禅にチャレンジしています。子どもたちは、暫しの瞑想を通じて、自分の心と向き合い、集中力も高めます。また、絵画教室では、1時間などあえて限られた時間の中で、与えられたテーマに真剣に取り組み、作品を完成させることによって、高い達成感を得ています。こういったプログラムを通して、子どもたちの自己肯定感を高めることを目指していますが、私たちスタッフも子どもたちの秘められた可能性を肌で感じて、感動しています。

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餅つき・論語イベント

このほか、人間力を磨き高めるため、論語をはじめ古典教室なども開催しています。一見難しい論語も分かりやすく教えることで、子どもたちも先人たちが残した言葉に興味を持ち、その意味を感じ取っている様子です。12月に開催した餅つき・論語イベントには地域の人々も100人程参加し、唐津拠点の取り組みは地域交流の場としての役割も果たしています。
このように地域の方々の協力の下、様々な経験を通じて子どもたちは、やり抜く力や思いやりの心、やる気やコミュニケーション力などを培い、着実に成長しています。

専用農園で泥んこに!

もう一つ、唐津拠点の特色として、専用農園での農業体験活動が挙げられます。土と触れ合うことは、子どもたちの好奇心や自然への興味関心、心の豊かさなどを伸ばすのに効果があるとも考えられています。
春夏秋冬、子どもたちは、泥んこになりながら土を耕し肥料をやり、それぞれの季節に合った農作物の種や苗を植え、収穫を迎えます。自然と向き合い、触れ合うその時の表情は、凄く輝いています。さらに「からつ拠点」では収穫した農作物のジャガイモや落花生などを拠点で調理し、みんなのおやつとして提供しています。保護者の方にも大人気の屋外プログラムです。

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農作業

唐津拠点の目指すもの

子どもたちを取り巻く環境は、残念ながら年々厳しくなっています。
その結果、いじめや非行、不登校や児童虐待の増加など子どもたちをとりまく社会問題は、近年特に深刻になってきています。
子どもたちを守り、健やかに育てていくのは、大人の責務です。
私たちは、このような社会環境を少しでもよくしていけるよう、子どもたちが伸び伸びと安心して過ごすことのできる居場所づくりに、日本財団や行政、地域と一体となって全力で取り組んでまいります。

第三の居場所 唐津拠点マネージャー 岡本憲幸

寄付の状況 2019年1月28日現在
2億1,921万8,711円 (32,253件)
日本財団子どもサポートプロジェクトロゴ

日本財団は、「生きにくさ」を抱える子どもたちに対しての支援活動を、「日本財団子どもサポートプロジェクト」として一元的に取り組んでいます。