これまでの箕面拠点の取り組み

開設から1年4カ月が経ち、現在多くの子ども達が箕面拠点に通っています。これまで私たちは、箕面拠点が子ども達の「ほっと一息つける居場所」であり、「生き抜く力を育む」ことができる場所になることを目指して、様々な取り組みをおこなってきました。
例えば、「ほっと一息つける居場所」になるために、子ども一人ひとりに真剣に向き合い、子どもの話にしっかり耳を傾け、「あなたの味方だよ」という思いが伝わる接し方を心掛けています。また、「生き抜く力を育む」の面では、国内外の学術的な論文を参考にして、21世紀を生き抜く力を定義し、この力を育む方法を毎日模索しています。その中で見つけた1つが、‘わくわくプロジェクト’という取り組みです。子ども達一人ひとりが、各自で考案した目標に約3カ月間取り組み、その成果発表パーティーを開催しています。例えば「お母さんが大好きな曲をギターで弾きたい!」と、一からのスタートにもかかわらず、一生懸命練習し、本番で演奏した子もいます。

チラシ
成果発表パーティーのチラシ
写真
ギター演奏の様子

また別のある子どもは「お母さんが抹茶とガトーショコラが好きだから、抹茶のガトーショコラを作る!」と言い、材料の買い出し、盛り付けにまで工夫を凝らし、発表パーティー当日に母親にプレゼントしました。
理想の居場所づくりはまだまだ始まったばかりですが、保護者から嬉しいお声がけをいただいたり、子ども達の目がいきいきしてきたりと、実感が絶えません。チームで協力しながら一歩一歩前を向いて進んでいます。

保護者にとっても「ほっと一息つける居場所」を目指して

私たちは今年の方針として、箕面拠点が子ども達の「ほっと一息つける居場所」であるだけではなく、保護者にとっても「ほっと一息つける居場所」になることを目指しており、そのために様々な取り組みを進めています。

写真:バスに乗り込む参加者たち
遠足に出発

例えば、保護者に少しでもゆったりとした時間を過ごしてもらうために、お迎え時にハーブティーなどを楽しんでもらう「気まぐれカフェ(パパママカフェ)」を不定期でおこなっています。また、一層の信頼関係づくりを目指して、普段とは違った形で保護者と交流を図っています。例えば、皆様からの寄付のおかげで先日「和歌山マリーナシティ(テーマパーク)」に子ども達・保護者・スタッフ揃って遠足に行くことができました。遠足前日には各チームに分かれて、作戦会議を実施しました。「どれに乗る?」「これは絶対したい!」と目を輝かせながらも、友達の意見を聞いて相談する姿があり、子ども達の成長を感じました。

写真
作戦会議

当日は天候にも恵まれ、子どもたちだけでなく保護者の方も童心に帰り、一緒にアトラクションを楽しんでいました。ある母娘が「一緒に一日遊ぶなんていつぶりだろうね」と楽しそうに話されていたことや来られなかった家族のために、子どもたちが真剣にお土産を選んでいた姿は、スタッフにとっても感慨深く、充実の一日でした。

写真:アトラクションを楽しむ子供たち
最高の遠足日和

これからの展望

多くの方のお力添えのお陰で、箕面拠点は子ども達・保護者にとって、なくてはならない居場所になりつつあると感じています。引き続き、より良い居場所づくりを心掛けながら、ゆくゆくは、地域の人、すべての人にとって「ほっと一息つける居場所」になることを目指して、地道に活動していきたいと思っています。
今後とも皆様からのご支援を賜れますと幸いです。引き続きよろしくお願いいたします。

第三の居場所 箕面拠点マネージャー 山本将

寄付の状況 2019年3月末現在
2億3,012万8,054円
日本財団子どもサポートプロジェクトロゴ

日本財団は、「生きにくさ」を抱える子どもたちに対しての支援活動を、「日本財団子どもサポートプロジェクト」として一元的に取り組んでいます。