<熊本地震支援>「復興応援 キリン絆プロジェクト」熊本県・キリングループと新たな包括支援協定締結
日時:2016年12月21日(水)13:40~14:40
場所:熊本県庁本館5F知事応接室(熊本県熊本市中央区水前寺6丁目18番1号)
場所:熊本県庁本館5F知事応接室(熊本県熊本市中央区水前寺6丁目18番1号)
日本財団は、熊本地震により被災された地域の復興を支援するために、2016年4月26日(火)、熊本県と「『平成28年熊本地震』に係る合意書」を締結し、緊急支援、ボランティア活動支援、弔慰金・見舞金の支給、わがまち基金の創設等に取り組んでまいりました。
このたび、東日本大震災に関する水産業の復興支援において「復興応援 キリン絆プロジェクト 水産業支援」を日本財団と共に推進してきたキリングループが参画し、熊本県、キリングループ、日本財団による包括支援協定を2016年12月21日(水)に締結しました。この協定の下、キリングループからの寄付による基金を日本財団に設置し、「『復興応援 キリン絆プロジェクト』熊本支援」に取り組みます。復興に向けて、本協定に基づく支援が少しでも被災された皆さまの役に立ち、将来世代につながる創造的復興の加速につながることを願います。
調印式概要
日時 | 2016年12月21日(水) |
---|---|
場所 | 熊本県庁本館5F知事応接室 (熊本県熊本市中央区水前寺6丁目18番1号) |
調印者 | 蒲島 郁夫(熊本県知事) 尾形 武寿(日本財団理事長) 橋本 誠一(キリン株式会社 取締役常務執行役員 CSV本部長) |
「『復興応援 キリン絆プロジェクト』熊本支援」概要
3つの幹
キリングループが掲げる「絆を育む」をテーマに、以下の3つの幹で地域に寄り添い、復興から未来へつながる活動の支援を推進します。
- 食産業の復興支援
熊本県は日本有数の農業県。農業、畜産などの復興を支援していきます。 - 地域の活性化支援
熊本城の復旧、温泉街など観光の活性化を支援していきます。 - 心と身体の元気サポート
公益財団法人日本サッカー協会と協働したサッカーを通じた支援などを実施していきます。
全体戦略と施策への支援
熊本県の「平成28年熊本地震からの復旧・復興プラン」とも連動し、行政、民間企業、公益財団法人が一体となり、それぞれの強みを掛け合わせ、補完し合うことで、より包括的かつきめ細やかな支援を実現することを目指します。
- 農業・畜産業支援(次世代を担う力強い地域産業の創造)
くまもと農産物等トータルブランド再興プロジェクト
事業主体:熊本県(予定)
事業年度:2017年度
「創造的復興」に向けた「競争力ある農業の実現」には、県産農産物等の付加価値および認知度向上等が必要。そのため、くまもと農産物等の魅力を発信し、熊本のブランドを強化するプロジェクトを検討していきます。 - 観光・地域活性化支援(未来へつなぐ資産の創造)
「世界文化遺産」を目指す阿蘇エリア 草原再生プロジェクト
事業主体:公益財団法人阿蘇グリーンストック
事業年度:2017年度~2018年度- 輪地切り・野焼きの再開支援
- 地震により損壊した牧野道等の早期補修
- 放牧肥育の普及による草原再生支援
- 生産者、飲食店向け勉強会・試食会の開催
- 消費者向け体験フェアの開催
- 温泉街との連携による食材提案
- 輪地切り・野焼きの再開支援
- 被災地域コミュニティ支援(安心で希望に満ちた暮らしの創造)
地域支え合いセンターと連携したコミュニティづくり支援プロジェクト
事業主体:くまもと災害ボランティア団体ネットワーク
事業年度:2016年度~2017年度- コミュニティ形成支援
- 自治会長等のネットワーク形成
- 先行事例研修等
- 地域の交流イベント等の開催
- 仮設団地での交流会、サロン
- みなし仮設入居者の交流会
- 交流促進の必要備品支援、等
- コミュニティ形成支援
資料
関連リンク
お問い合わせ
日本財団 海洋チーム
- 担当
- 荻上
- 電話
- 03-6229-5111
- FAX
- 03-6229-5110
- メールアドレス
- cc@ps.nippon-foundation.or.jp