次世代日系人との連携可能性検討事業が始動社会課題解決に向けた、具体的な連携の方法を模索

日本財団は、これまでに培ってきた日系社会支援の経験と人的ネットワークを活かし、同じ課題を共有する次世代日系人リーダーと協働しながら、次世代日系人との連携可能性について、立場や所属、利害関係に捉われず、フラットな場で議論することができる場として、2023年4月に「次世代日系人との連携可能性検討事業」を立ち上げました。

日本にルーツを持つ約380万人の日系人は、日本にとって重要なパートナーですが、一方で、日系人の属性は多様化し、日系コミュニティに属していない若い世代も多くいます。
日本財団は、こうした若い世代が今後の日系社会の行方を握る鍵であると認識し、次世代の日系人を対象とした事業を行ってきました。

こうした事業を通し、次世代日系人が日系コミュニティの内外で、グローバルに活躍している様子が見えてきました。日本にとって、日系人が「支援の対象」から「共に課題解決に取り組むパートナー」であると認識が変わってきた今、より具体的な「連携」を模索する必要があると考え、検討会を構想しました。

本事業では、日系人同士、あるいは日系人と日本のセクター間で、どのように持続可能な連携の取り組みができるのかを、これまでの事業の手法にとらわれず議論します。2023年4月から9月にかけて実施する検討会での検討結果は、2023年10月の「第63回海外日系人大会」で発表され、報告書としても出版予定です。

Zoomでメンバーが会議を開催している画面
準備会議の様子

メンバー

ファシリテーター

アルベルト 松本氏(アルゼンチン出身、日本在住)

コアメンバー

  • 橘谷 喜屋武 エルナン アルマンド氏(リマ在住)
  • 平野 恭子氏(日本出身、サンパウロ在住)
  • ピニロス マツダ デレク ケンジ氏(ペルー出身、日本在住)
  • クラウディオ ハジメ クリタ氏(サンパウロ在住)
  • イネス 山之内 マリャリ氏(フィリピン在住)
  • 大本 マイケル 敏郎氏(カリフォルニア出身、日本在住)

主催者

公益財団法人日本財団

事務局

公益財団法人海外日系人協会

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お問い合わせ

日本財団 特定事業部

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