水素燃料電池船「HANARIA」が進水2024年春の実証実験に向けた準備が進行中

日本財団ゼロエミッション船プロジェクト「水素燃料電池洋上風車作業船コンソーシアム(代表会社:株式会社MOTENA-Sea)」が開発を進める水素燃料電池船が2023年9月13日に進水し、また「HANARIA(ハナリア)」と命名されました。

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多くの関係者や地元の方々ら出席のもと進水式が行われました

同船は水素燃料電池、リチウムイオンバッテリー、及びバイオディーゼル燃料から動作モードを選択し航行できる世界でも例のないシステムの導入により、旧来の化石燃料と比較して二酸化炭素排出量の53~100%削減を実現します。
現在、水素関連機器の搭載や洋上試験の準備が進められており、2024年3月~4月に実証実験を実施予定、その後は福岡県北九州市を本拠としながら、全国で活躍する次世代燃料船となることが期待されています。

HANARIA(ハナリア)概要

  • 全長:約33メートル
  • 全幅:約10メートル
  • 総トン数:248トン
  • 航海速力:約10.5ノット
  • 旅客人数:100人
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無事に進水した水素燃料電池船「HANARIA」

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