初めてのキャンプで得た「大きな自信」

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初めてのテント張り。子どもたちは四苦八苦しながらも楽しんだ

春休み。新芽が出て、桜が花開き、多くの人が新たなスタートを迎える季節。子どもたちにとっては、新しい学年を出発する直前の期間です。

そんな春休みの期間、「第三の居場所」の各拠点の子どもたちは、初めて親元を離れ、それぞれ自然豊かな地でキャンプに挑戦しました。居場所に通う多くの子どもたちは、経済的事情や親の忙しさから、これまで地元を離れて旅行に出かけたり、親子でキャンプに行ったりする機会がありませんでした。長期休暇後の学校で、友達が「遊園地に行ってきた!」「キャンプに行ってきた!」と思い出話に花を咲かせていても、なかなかその輪の中に入れません。

そこで、子どもたちに普段とは違う自然豊かな地に出かけてもらい、友達やスタッフと共同生活を送り、様々な体験を行なうことで達成感を味わい、生きる力を育んでもらおうと、キャンプの機会を提供しました。

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自然豊かなキャンプ場で春休みの思い出作り

広島県尾道拠点と香川県丸亀拠点の子どもたちが愛媛県今治市に、沖縄県うるま拠点の子どもたちが石垣市に、大阪府箕面拠点の子どもたちが高知県室戸市にと、それぞれのキャンプ地で春休みの忘れられない思い出をつくりました。

途中で投げ出さずに挑戦することで得た大きな自信

子どもたちと一緒にキャンプにいった拠点スタッフからも、こんな感想をいただいています。

「外泊するのが初めてな上に、経験の少ない子どもたちなので、いきなりキャンプというのはどうなることかと心配しました。けれど、そのたくましさに驚かされました。誰1人『帰りたい』と口にすることもなく、何事も途中で投げ出さずにチャレンジする姿を見られたのが何よりも嬉しかった。今回の体験は子どもたちにとっても大きな自信につながったと思います。今までできなかったことが1つでもできたという喜びを本人たちも感じられたんじゃないでしょうか」

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力を振り絞って野菜を切る子どもたち
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大きなキャンプファイヤーを囲みながら、太鼓を使ったゲームを楽しむ

多くの方々の想いの詰まったご寄付によって、子どもたちがこれまで経験できなかったことが経験でき、一歩一歩着実に成長していっています。

尾道拠点と丸亀拠点の子どもたちが今治市のキャンプに行った様子の詳細のレポートが「日本財団ジャーナル」でも紹介されているので、ぜひご覧ください。

日本財団子どもの貧困対策チーム チームリーダー 本山勝寛

寄付の状況 2019年4月末現在
3億320万8,626円

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日本財団は、「生きにくさ」を抱える子どもたちに対しての支援活動を、「日本財団子どもサポートプロジェクト」として一元的に取り組んでいます。