日本財団「子どもWEEKEND 2025」開催~子ども家庭福祉の祭典~
先進事例を学び合い、ネットワーク作りの機会を創出

日本財団は、国内最大規模の社会貢献財団として、国、地方自治体、民間団体と連携し、長年にわたり、里親・特別養子縁組など子どもが家庭で育つ取り組みの推進、子どもの居場所支援、難病児とその家族への支援、困難を抱える妊産婦支援、こども基本法の制定などの活動を展開してきました。
2024年に続き、2日間にわたり、子ども家庭支援の関係者が一堂に会し、様々な子ども施策に関する先進事例の共有や、分野を超えたネットワークを生み出す機会をつくることで、官民の連携促進や実効性のある取り組みを推進することを目的に「日本財団 子どもWEEKEND 2025」を開催する運びとなりました。
DAY1の終了後には、参加者や登壇者の間で交流していただける懇親会もご用意いたします。
子ども施策に関わる自治体職員の皆さまや、現場で支援に携わるNPO団体の皆さま、そのほか子ども分野に関心をお持ちの皆さまの参加をお待ちしております。
DAY 1概要
開催日時:2025年9月26日(金)
- 全体会:13:00~13:40
- 各分科会:前半の部14:00~15:40/後半の部16:00~17:40
- ※一部18:00まで
- 懇親会:18:15~20:00
- ※飲食有・有料
DAY 2概要
開催日時:2025年9月27日(土)
- 各分科会:前半の部9:00~10:40/後半の部11:00~12:40
開催場所
【ハイブリッド形式】
- 日本財団ビル(東京都港区赤坂1-2-2)
アクセス - ベルサール虎ノ門(東京都港区虎ノ門2-2-1)
アクセス(外部リンク) - オンラインでのライブ配信
主催
日本財団
共催
(一社)社会的養育地域支援ネットワーク
(特)家庭養育支援機構
子どもの家庭養育推進官民協議会
後援
こども家庭庁
参加費
無料
(DAY1懇親会に参加される方のみ:3,000円 ※飲食有・当日現金払い)
申し込み方法
下記【注意事項】をご確認の上、申し込みフォームよりお申し込みください。
【注意事項】
- 「会場参加」と「オンライン参加(ライブ配信)」のハイブリッド形式で開催いたします。
- 「会場参加」は先着順のため、定員になり次第受付を終了いたします。その場合は「オンライン参加」にてお申し込みくださいますようお願いいたします。
- 全体会・分科会に会場参加いただいた方は、懇親会(※飲食有・有料)に参加いただけます。懇親会のみのご参加はできませんのでご留意ください。また、懇親会は事前申し込み必須となります。事前申し込みがない場合ご参加いただけませんのでご留意ください。
- 配信機材の都合上、オンライン参加の場合はプログラム中に質問・発言等はできません。
- 駐車場の用意はございませんので公共交通機関のご利用にご協力ください。
- プログラム、登壇者は予告なく変更される場合があります。
- ご参加に際し、特別な配慮(情報保障、場内誘導、座席確保等)が必要な場合は、お早めに事前のご連絡をお願いいたします。ご相談のうえ、できる限りの対応を検討させていただきます。
申し込み締め切り
懇親会
9月16日(火)12:00まで
分科会
会場参加:9月19日(金)12:00まで
オンライン参加:9月25日(木)23:59まで
プログラム詳細
DAY 1 :9月26日(金)
タイムテーブル
時間 | 開会式会場 ベルサール虎ノ門 |
第1会場 日本財団ビル |
第2会場 日本財団ビル |
第3会場 日本財団ビル |
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13:00〜13:40 | ・全体会 主催者挨拶 基調講演「子どもの権利」 |
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14:00〜15:40 | ・分科会1 児童育成支援拠点(第三の居場所) 「児童育成支援拠点事業の可能性と挑戦ー地域から拓く、子どもの未来」 |
・分科会2 セーフガーディング 「現場の実践から学ぶセーフガーディング」 |
・分科会3 家庭養育支援機構 共催企画 「新しい里親 × パートナー・ファミリーネット × QPI」 |
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16:00〜17:40
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・分科会4 ヤングケアラー 「ヤングケアラーとつながる地域拠点」 |
・分科会5 居場所&訪問のハイブリッド 「迎えて、出向いて、親子を支える」 |
・分科会6 里親支援センターのあり方 「里親支援センター × 児童センター × SW=?」 |
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18:15〜20:00 | 懇親会 |
- ※
全体会は第1~3会場でもリアルタイムで投影します。是非13:00よりお越しください。
【全体会】
タイトル | 子どもの権利と日本財団の子ども支援 |
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内容 | こども基本法が施行となって3年目となり、子どもや家族の支援に取り組む自治体や民間団体の輪が広がりつつあります。日本財団の子ども支援事業の紹介と、基調講演では子どもの権利や、子どもにとって安心・安全な事業と組織づくりについてお話しいただきます。 |
登壇者 | 尾形武寿(日本財団会長) 小澤いぶき(児童精神科医・精神科専門医・精神保健指定医/一般社団法人Everybeing・共同代表) 高橋恵里子(日本財団公益事業部・子ども事業本部長) |
【分科会1】
タイトル | 「児童育成支援拠点事業の可能性と挑戦ー地域から拓く、子どもの未来ー」 |
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内容 | 子どもを地域で育む仕組みとして期待される「児童育成支援拠点事業」。本セッションでは、先進自治体や支援団体、政策関係者の実践と知見をもとに、地域での展開に向けた課題と可能性を深掘り。明日から動き出せる具体的なヒントを得られる時間です。 |
登壇者 | 安里賀奈子(こども家庭庁成育局成育環境課長)【予定】 酒井美里(特定非営利活動法人ふれあい福祉の会山びこへるぷ・子育て支援事業部 統括マネージャー) 平谷祐宏(尾道市長) 山下大輔(日本財団公益事業部子ども支援チーム・チームリーダー) 李炯植(認定特定非営利活動法人Learning for All・代表理事) |
【分科会2】
タイトル | 「現場の実践から学ぶセーフガーディング」 |
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内容 | 子ども・若者支援団体が、子どもの権利およびセーフガーディングの視点を踏まえた組織づくりに挑む過程を報告します。日本財団や(一社)Everybeingと協働しながら進めている今年度の取り組みをもとに、現場の悩みや得られた気づきを共有します。 |
登壇者 | 岩田達仁(社会福祉法人大阪児童福祉事業協会・アフターケア事業部) 嶋本裕子(一般社団法人まどかこどもレグル・代表理事) 徳田絵美(特定非営利活動法人とこっ子・代表理事) 西崎萌(一般社団法人Everybeing・共同代表) 村田安奈(日本財団公益事業部子ども支援チーム・リーダー) |
【分科会3】
タイトル | 「新しい里親 × パートナー・ファミリー × QPI」 |
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内容 | 子どもは安全で安心を感じられる家庭で育つ必要があります。QPIは、その考え方を広めると同時に里親の地位向上や里親と実親の協働養育、関係者との協働など新たな里親のあり方を示しています。今回は、QPIの実践について考えを深めていきます。 |
登壇者 | 北川聡子(社会福祉法人麦の子会・理事長) 河内美舟(公益財団法人全国里親大会・会長) 小松秀夫(こども家庭庁支援局家庭福祉課・課長)【予定】 高橋恵里子(日本財団公益事業部・子ども事業本部長) 中村みどり(Children’s Views & Voices) 安留昭人(山梨県中央児童相談所)【予定】 里親さん2名 |
【分科会4】
タイトル | 「ヤングケアラーとつながる多様な実践」 |
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内容 | 【つながりの糸口を探る】 ヤングケアラー支援の体制整備が進む一方で、「ヤングケアラー」と掲げることで、かえって支援が届きにくくなる現状もあります。ラベルに頼らず、多様な切り口から支援を届ける実践を通して、支援の“入り口”とそのあり方を探ります。 |
登壇者 | 大橋雄介(特定非営利活動法人アスイク・代表理事) 木村朱(宮城県涌谷町こども家庭センター・統括支援員)【予定】 長谷川愛(日本財団公益事業部子ども支援チーム) 平井登威(特定非営利活動法人CoCoTELI・理事長) 森川ゆとり(特定非営利活動法人アスイク・ヤングケアラーユニットリーダー) 山本さやか(社会福祉法人清浄園 児童家庭支援センター「和(やわらぎ)」・副センター長) |
【分科会5】
タイトル | 「迎えて、出向いて、親子を支える」 |
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内容 | 【居場所&訪問のハイブリッド展開の可能性】 国の施策においても拡充が進められる、「居場所」での支援と「訪問」による支援。その両方を組み合わせた取り組み事例から、家庭の中でも外でも親子を支える地域の実現や、担い手不足の解決にむけたヒントを探る。 |
登壇者 | 岡田妙子(認定特定非営利活動法人バデイチーム・理事長) 奥山千鶴子(認定特定非営利活動法人びーのびーの・理事長) 濱田壮摩(認定特定非営利活動法人バデイチーム・理事) 山浦健二(一般社団法人彩の国子ども・若者支援ネットワーク(アスポート)・副統括責任者/理事) 山本博子(特定非営利活動法人Mama’s Cafe・理事長) |
【分科会6】
タイトル | 「里親支援センター × 児家セン × 里親SW=?」 |
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内容 | 近年、各地で里親支援センターが次々と創設されていますが、従来より里親支援を行ってきた児家センや里親支援専門相談員とは、どのように連携・協働していくべきなのでしょうか?里親当事者の視点も加えつつ、家庭養護推進に向けた支援のあり方を模索します。 |
登壇者 | 荒木康生(児童家庭支援センター絆・センター長) 黒田信子(社会福祉法人優里の会・理事長) 阪口千春(里親支援センターなら・センター長) 橋本達昌(社会的養育総合支援センター一陽・統括所長) 藤林武史(西日本こども研修センターあかし・センター長) |
【懇親会】
DAY1分科会終了後には、参加者や登壇者で交流していただける懇親会もご用意いたします。
場所 | ベルサール虎ノ門 |
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時間 | 18:15~20:00(途中入退場可能) |
参加費 | 3,000円
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- ※
全体会・分科会に会場参加いただいた方は、懇親会に参加いただけます。懇親会のみのご参加はできませんのでご留意ください。
- ※
申し込みフォームより事前申し込み必須となります。事前申し込みがない場合ご参加いただけませんのでご留意ください。
- ※
お支払いは現金のみとなります。クレジットカードやQR決済は出来ませんのであらかじめご了承ください。
DAY 2 :9月27日(土)
タイムテーブル
時間 | 第1会場 日本財団ビル |
第2会場 日本財団ビル |
第3会場 日本財団ビル |
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9:00〜10:40 | ・分科会7 インクルーシブ(難病・障害) 「どうしてインクルーシブ保育が大切なの?」 |
・分科会8 児童家庭支援センター × 市町村×社会福祉協議会 「断らない相談支援を目指して」 |
・分科会9 妊産婦支援 「困難を抱える若年女性や妊産婦への支援」 |
11:00〜12:40 | ・分科会10 子どもの家庭養育推進官民協議会 共催企画 「特別養子縁組支援の最前線」 |
・分科会11 スタートアップ向け 「子ども若者支援のネクストリーダーたち」 |
・分科会12 子ども企画 「多様な声を活かす学校や地域とは」 |
【分科会7】
タイトル | 「どうしてインクルーシブな保育が大切なの?」 |
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内容 | 「障害のあるこどもも大切な日本のこども!!」 今年は医療的ケア児も含めて、すべての人が共に生きる共生社会の土台となるインクルーシブな保育・暮らしを考えていきます。 |
登壇者 | 内田治代(社会福祉法人興望館・特別支援教育コーディネーター) 運上昌洋(特定非営利活動法人ソルウェイズ・共同代表) 北川聡子(社会福祉法人麦の子会・理事長) 栗原正明(こども家庭庁成育局保育政策課・課長)【予定】 光真坊浩史(全国児童発達支援協議会・理事) 鈴木久也(こども家庭庁支援局障害児支援課 ・課長補佐)【予定】 |
【分科会8】
タイトル | 「断らない相談支援を目指して」 |
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内容 | 【こどものニーズを真ん中においた支援】 重層的支援体制整備事業や家庭支援事業等が制度化されたが、こどものニーズを中心とした相談支援体制の構築が不十分である。その声を真に受け止める包括的な支援のため、市町村、社協、児童家庭支援センターの役割を議論する。 |
登壇者 | 大塚陽子(社会福祉法人越前市社会福祉協議会在宅福祉部・在宅多機能推進担当課長) 岡本由美子(八尾市健康福祉部・次長兼福祉事務所長)【予定】 小池由佳(新潟県立大学・教授) 堀浄信(社会福祉法人光明童園・理事長) |
【分科会9】
タイトル | 「困難を抱える若年女性や妊産婦への支援」 |
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内容 | 妊産婦等生活援助事業法定化、女性支援新法施行から1年半。東横キッズ・赤ちゃん遺棄事件が依然報道を賑わせ、困難を抱える若年女性や妊産婦に関する問題に解決の兆しは見られない。官民の視点で、現状・課題を共有、本当に必要な支援の在り方を議論します。 |
登壇者 | 赤尾さく美(一般社団法人全国妊娠SOS ネットワーク・理事) 大神嘉(社会福祉法人豊生会こどもと女性包括支援センターhalu・業務執行理事・センター長) 佐藤初美(特定非営利活動法人10代・20代の妊娠SOS新宿-キッズ&ファミリー・理事長) 田中奈名子(日本財団公益事業部子ども支援チーム・リーダー) 野中祥子(こども家庭庁支援局虐待防止対策課・課長)【予定】 |
【分科会10】
タイトル | 「特別養子縁組家庭への支援を考える」 |
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内容 | 子どもたちのパーマネンシーにとって重要な選択肢の一つである特別養子縁組の推進に向けて、縁組後の子育てや親子関係の支援、出自を知る権利の保障など、育ちやつながりを支える方策について意見交換します。 |
登壇者 | 大場亜衣(社会福祉法人 日本国際社会事業団(ISSJ)) 熊谷 俊人(子どもの家庭養育推進官民協議会会長(千葉県知事))
古田島あかね(千葉県里親会・理事) 志村歩(特別養子当事者団体ツバメ・代表理事) 鈴木茂(名古屋市中央児童相談所・児童相談所に係る企画調整担当課長)【予定】 土井香苗(国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ・日本代表) 福井充(元福岡市こども家庭課) 本庄公多子(乳幼児総合支援センター栄光園 養子縁組里親支援機関ブレス・ユー・統括責任者 里親リクルーター) |
【分科会11】
タイトル | 「子ども若者支援のネクストリーダーたち」 |
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内容 | これからの時代を担う若手が、どんな思いで現場に立ち、どんな未来を描こうとしているのか。若手実践者たちが語る、挑戦・工夫・ビジョンの数々。世代のバトンをつなぎながら、新しい風を吹き込む若手の声に触れるセッションです。 |
登壇者 | 川邊笑(一般社団法人うみのこてらす・代表理事) 濱野将行(一般社団法人えんがお・代表理事) 藤田琴子(一般社団法人青草の原・代表理事) 李炯植(認定特定非営利活動法人Learning for All・代表理事) |
【分科会12】
タイトル | 「多様な声を活かす学校や地域とは」 |
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内容 | ~当事者の声×おとなの責任がつなぐ、未来への提案~ 子ども当事者の率直な声から見える、日本の家庭・学校・地域の課題と希望。おとなは何を受け取り、どう応えていけるのかを共に探ります。 |
登壇者 | 川瀬信一(一般社団法人子どもの声からはじめよう・代表理事) 中島早苗(特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン・代表理事) その他調整中 |
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登壇者名は五十音順です。
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内容に一部変更が生じる可能性があります。
- ※
所属は2025年7月時点の情報です。
関連リンク
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日本財団「子どもWEEKEND 2025」運営事務局
- メールアドレス:support@ideft.jp
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