【開催報告】日本財団「不登校伴走支援フォーラム2026」

日本財団は、不登校支援に携わる教育・福祉・医療・行政・民間団体などの多様な関係者が一堂に会する「日本財団 不登校伴走支援フォーラム」を開催しました。
本フォーラムは、不登校を子どもや家庭だけの課題として捉えるのではなく、社会全体で支えるという視点のもと、先進的な実践事例や支援のあり方を共有するとともに、分野や立場を超えたネットワークを構築し、官民連携による実効性のある伴走支援の推進を目的としています。
当日は、全体会および複数の分科会を通じて、不登校支援の実践や多数の学びの保障、学校・地域・関係機関の連携などをテーマに議論が行われ、多様な関係者がそれぞれの知見を共有し、今後の支援のあり方について活発な意見交換が行われました。

テーマ
全体会 不登校支援の現在地と、不登校経験者の声から考える伴走支援
分科会1 学校を「みんなが安心して学べる」場所に
~校内教育支援センターから考える学校づくり~
分科会2 先生だけで抱え込まない
~教育・医療・福祉で支える「チーム学校」の実践~
分科会3 子どもに合う学びを、どうつくるか
~学びの多様化学校・地域の居場所から考える~
分科会4 高校は、不登校経験のある子どもたちをどう支えるか
~通信高校・多様な高校から考える進路と社会接続~

全体会では、文部科学省初等中等教育局(前)児童生徒課長の千々岩良英氏による「不登校支援の現在地」をテーマとした基調講演が行われました。講演では、校内教育支援センターや学びの多様化学校、フリースクール等との連携を含め、不登校支援を取り巻く現状や今後の方向性について、国の施策を踏まえながらご説明いただきました。
続いて、日本財団公益事業部子ども事業本部長の高橋恵里子をモデレーターに迎え、不登校経験者によるトークセッションを開催しました。当事者であるお二人が自身の経験や支援を受ける中で感じたことを率直に語り、その声を起点に、子ども一人ひとりに寄り添う伴走支援とは何か、多様な立場の参加者とともに考える機会となりました。

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基調講演の様子(登壇者 千々岩良英氏)
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不登校経験者セッションの様子

参加者からは、

  • 人それぞれの学び方やそのタイミングを尊重したい。
  • これまでの不登校支援のあり方を見直したい。
  • もっと見て学ぶ必要があると思いました。私だけでなくスタッフにも学びを届けたい。
  • 子ども達が、『ここに来たい』『ここにいたい』と思える居場所を作らなければならない。その為にも、まずは子ども達との対話をする時間を充実させたい。

などといった感想をいただきました。