新型コロナウイルス対策 救急医療支援 報告会闘い続く医療従事者の皆さんにエール送る
日本財団(東京都港区・会長 笹川陽平)では、新型コロナウイルス感染症対策と、コロナ禍で災害に見舞われるような状況に備えるため、2020年7月より救急医療施設・医療従事者への支援を実施してまいりました。
2021年4月9日、支援拠点の一つである学校法人日本医科大学が主催して、支援状況に関する報告及びドクターカーのお披露目が行われました。
当日は、2部制となっており、第1部では支援状況の報告、第2部では日本財団と「新しい地図」の共同基金「LOVE POCKET FUND」に寄せられた支援金をもとに寄贈されたドクターカーがお披露目されました。
ゲストとして出席した草彅 剛さんは、現在も医療現場の最前線に立つ日本医科大学の医師や看護師の方たちに感謝と激励のメッセージを送りました。
第1部 登壇者コメント
LOVE POCKET FUND 草彅 剛さん
「新しい地図」、「LOVE POCKET FUND」の取り組みがドクターカーという目に見える一つの形になって大変嬉しく思います。この世には命より大事なものはないので、それをこのドクターカーで、みんなの力で助けることができるのは素晴らしいことだと感じています。
医療従事者の方々におかれましては、日々多くのリスクを抱える中、頑張っていただき非常に感謝しております。
ぼくらが安心して生活できているのは、日本・世界の医療従事者の皆様のおかげです。毎日感謝の気持ちを忘れず、少しでも皆様のお力になれるようぼくも精進していきます。大変なことも多くありますが、一緒に手を繋いで頑張りましょう。
日本医科大学 坂本 篤裕理事長
日本財団には日本医科大学病院に対して、多大なる貢献とご寄付をいただきましたことを改めて感謝申し上げます。本日は寄贈いただいたドクターカーをLOVE POCKET FUNDの草彅剛さんはじめ、多くの方々と一緒にお披露目できることを大変嬉しく感じています。
日本財団 笹川 陽平会長
日本医科大学病院の皆様には、コロナ対策におかれまして関係者一同、大変な努力をされておりますことに心より感謝申し上げます。日本財団ではエッセンシャルワーカーを中心に、64万人に対する無料のPCR検査を行うなど支援を行っております。本日は、LOVE POCKET FUNDで新型コロナ対策においてもご尽力いただいている草彅さんにもご参加いただいております。LOVE POCKET FUNDの皆さまの取り組み、お力添えによって日本に寄付文化が花開き、恵まれない方への支援が広がることを祈っております。
第2部 ドクターカーお披露目
当日はLOVE POCKET FUNDが寄贈したドクターカーがお披露目されました。
実際のドクターカーを目にした草彅さんは「一人でも多くの人を救える、皆さんの役に立つものがこうして形になって嬉しいです」とコメントし、実際にドクターカーの中に入り、最先端の設備や施術が可能なドクターカーの中身を紹介しました。
また、今回のドクターカー寄贈だけでなくLOVE POCKET FUNDの活動を通じて、困っている人を一人でも救えるように、支援を持続していきたいと想いを強く語りました。
当財団の新型コロナウイルス対策支援
当財団では、様々な支援活動を実施しています。
- 新型コロナウイルス感染症対策 療養施設の建設
- タクシーを利用した医療従事者等の移動支援
- 救急医療施設・医療従事者への緊急支援
- 高齢者施設・介護サービス従事者への無料PCR検査
- 感染症対策整備支援(感染症指定病院)
LOVE POCKET FUND(愛のポケット基金)について
2020年4月、新しい地図の稲垣吾郎さん 草彅剛さん 香取慎吾さんの3人と日本財団が共同で立ち上げた基金です。
集められた寄付は、間接経費を一切いただくことなく、主に「生きにくさ」を抱えている女性や子どもを中心とした支援、高齢者や地方創生の支援などに活用されます。
長期化が見込まれている新型コロナウイルス感染症に対して「新型コロナプロジェクト」として、医療の最前線で活躍している医師、看護師、ボランティアやその子どもたちの支援などに活用されます。引き続き、皆さまのご協力をお願いいたします。
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お問い合わせ
日本財団 経営企画広報部
- 担当:橋本、富永
- 電話:03-6229-5131
- FAX:03-6229-5130
- メールアドレス:pr@ps.nippon-foundation.or.jp